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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2009年08月29日
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カテゴリ:映画
20世紀少年.jpg

公開初日。朝8時の回に出かける。劇場内はほぼ満席。

この映画、あまりにも荒唐無稽な内容ながら、
「ともだち」は誰かというミステリーについ夢中に
なってしまう。

だから今回の映画で、その正体も、動機も明らかになって、
すっきりした。原作よりも万人に受け入れられやすい結末。

カギは70年の万国博覧会。主人公たちと同年齢、そして
同様に首都圏に住んでいた自分としては、彼らの思いがよく
分かる。

私も親に万博に連れて行ってと頼んで、一蹴されたことは
忘れられない。万博のガイドブックだけは買い、夏休み、
ずっと眺めていた。この映画の中でもあったが、クラスで
万博へ行った子どもは、休み明けのヒーローであった。

ともだちの世界征服の動機となるのは、子ども時代の
「いじめ」であるが、自分の周りにも確かにそんなことは
たくさんあった。しかし、この映画にもあるように、子ども
同士の連帯もあった。友情もあった。たくましさもあった。

今はどうだろうか。いじめはより陰湿化し、子ども同士の
連帯感は薄くなりつつあるのではないか。
この映画の中で、ロボットが原っぱの秘密基地を踏みつける
ことができなかったのは、それが、子どもたちの友情、連帯感、
正義感を育てたからであろう。

今の子どもたちに、原っぱの秘密基地を取り戻させようとする
メッセージをここに感じた。


第1章
http://plaza.rakuten.co.jp/ennohasikure/diary/200901270000/

第2章
http://plaza.rakuten.co.jp/ennohasikure/diary/200902020000/





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最終更新日  2009年08月30日 17時35分39秒
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