最近、ビートルズを聴くようになった。
きっかけは、2015年の夏にあった2つの出来事だ。
1つは、ママネーナで、「イエローサブマリン」をウクレレで引いたことだ。
英会話教室ママネーナの学校 イエローサブマリン
もう一つは、那須のベーカリーペニーレインへ行ったことをブログに書いたことだ。
ベーカリー ペニーレイン ( BAKERY PENNY LANE )のパン ビートルズがいっぱい
自分が過去に書いたブログ記事をもう一度読み直して、また、ビートルズという天才集団の音楽を確認したくなってしまった。
ビートルズの転換点はは「ラバー・ソウル」からだ。
そこでは、今までのロックンロールやモータウンサウンドの延長にはない音楽を模索し始めた。その萌芽が見える。
ジャケットの歪みも既成の変形を象徴している。
そして、明らかに、サウンドが変わったのは、「リボルバー」からである。
スタジオが変わり、新人ジェフ・エメリックが、ジョンのアイディアをなんとか形にしようとする。
それが、彼(ジェフ)が最初に録音したアルバム リボルバーにあるトゥモロー・ネバー・ノウズの不思議なサウンドにつながる。
そしてその2枚のアルバムは、まだ、安心して聞ける。
まだ、POP’sの延長上で音楽が展開される。
続くサージャントペパーは、アデイインザライフの最後のピアノコードが衝撃過ぎて、妻は、あの気持ち悪さが嫌だと家でのビートルズ視聴を嫌がる。
あのコードの響きが不安を掻き立てるそうだ。
そして、ホワイトアルバムは、うるさく、とげとげしている。
ビートルズの心の叫びがぶちまけられたようなアルバムである。
POP’sという流行り音楽の常套句を抜け出た手法が散りばめられる。
改めて、「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」(Happiness is a Warm Gun)を聴いたが、その手法、展開など、ポピュラー音楽の歴史を超えてなにか別の世界の音楽を作り出したかのような新鮮さを感じた。
そんなビートルズは、なにかの解説を読みながら聴くとさらにその魅力が増す。
tomorrow never kows 耳こそはすべて
レイン 耳こそはすべて
ペーパーバックライター 耳こそはすべて
フォー・ノー・ワン 耳こそはすべて
ア・デイ・イン・ザ・ライフ 耳こそはすべて
アイム・オンリー・スリーピング モノ 耳こそはすべて
エリノア・リグビー モノ 耳こそはすべて