カテゴリ:まめ知識
こんにちは。 今日は、『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』の バッグ修理 のお話を。 先日、長年使った「アルマPM(ダミエ)」の「ファスナー交換」に行ってきました。 ネットで調べていてもわからなかった、正規の「修理料金」と「修理期間」。 お店で直接確認してきたので、こちらのブログでしっかりまとめてみたいと思います 学生時代に祖父母が買ってくれた、生まれて初めてのルイ・ヴィトン。 気づけば18年間、形見として、またお守りとして毎日のように使い続けてきました。 ある時からファスナーの滑りが悪くなったのはわかっていたのですが。。 修理となると、正規価格の相場はいくらなのか。。?? よくわからないけど、きっと値段が高そう。。 こんな疑問や不安を抱えつつ、ごまかしごまかし使っていたのですが。。 とうとう、チェーン横の布まで裂けてしまい。。 コロナ禍もあり見て見ぬふりをしてきましたが、いよいよ限界を感じた私。。 もう行くしかないと、重い腰を上げて大阪にある店舗へ向かいました。 修理に向かう電車の中、 “Before” を残しておかないとと慌てて撮った写真がこちらです。 もはや、遠目にも破れているのがわかる残念な見た目です。。笑 今回私が訪れたのは、大阪駅近くの「ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店」。 ヒルトンプラザ ウエストにある、1階&2階にわかれた大型店舗です。 その2階部分に、“ルイ・ヴィトン アフターセールス クライアントサービス”があります。 こちらが、その入口。 中に入ると、奥にはこんなカウンターがあります。 コロナ対策も、ヴィトン仕様。 見慣れた光景も、なんだか高級感漂う雰囲気でした。 開店時間は11時。 この日は到着したのは開店直後とあってか、先客はまだ1名だけ。 待ち時間もほとんどなく、すぐに見ていただくことができました。 修理といえど、ルイ・ヴィトン。 受付から、とても丁寧で親切な対応をして下さいました。 正式に色々とご相談させていただいたのですが、一番気になるのは、やはり正規の「修理料金」。 さっそく見積もりをお願いすると、今回のバッグ(アルマPM)のファスナー交換にかかる費用は、21,000円(税別)とのことでした。 そして、18年も使用しているため、実は他にも気になる箇所があり。。 ということで、私の「アルマPM」で修理できるパーツ別価格は、このような結果になりました。 【バッグ修理料金(税別価格)】 ・ファスナー交換 21,000円 ・ハンドル交換 28,000円 ・裏地張替え 52,500円 ・底交換 24,500円 いったいどんな修理方法なのか、イメージが湧きにくいですが。。 「ファスナー交換」は、ただファスナーだけを交換するのではありません。 ファスナーのまわりの布ごと取ってしまい、こちらの写真に写っているパーツを縫い付ける形になるそうです。 一方、「ハンドル交換」や「底の皮部分」になると、こちらの新しいパーツと交換する形になるそうです。 ショーケースの中には、このようにさまざまなパーツの見本が置いてありました。 ちなみに、“パーツ交換はバッグの種類に限らず、おおよそ同じような価格になる”とのことでした。 私の「アルマPM」、問題があるのはファスナーのみだと思っていましたが、店員さんに見ていただくと将来的には「底の革部分」の交換も必要になるだろうとのことでした。 確かによく見ると、底が擦れてこんな感じになっています。 この底部分を付け替える修理になると、それだけでお値段 24,500円(税別)。 今回、ファスナーと底の革部分を両方修理すると、45,500円(税別)。 さすがに高すぎる・・・ということで、今回は致命的な「ファスナー修理」のみをお願いすることにしました。 ちなみに、現在新品の「アルマPM」を購入すると 181,000(税別) 。 ファスナー・ハンドル・裏地交換・底交換をすべてお願いすると、見積金額は 126,000円(税別)。 新品購入を検討したくなるような金額になると知り、かなりびっくりしました。。 つづいてお伺いしたのが、「修理期間(納期)」。 期間は時期や状況により大きく変動があるそうですが、目安としては 早くて1ヶ月~。 公式HPでも、納期目安として 6週間 との記載がありました。 ただし、交換する備品はフランスから取り寄せになるそうで、備品が日本国内にあることが条件になるそうです。 国内にない場合は、さらに修理期間が長くなるとのことでした。 しかし、よく聞くとヴィトンの修理には "急ぎのリクエスト" ができるとのこと 今回、私も急ぎでお願いすることにしました。 こうして無事に料金と期間がわかったところで、いよいよお会計。 さっそく修理費を払おうとした私ですが、店員さんから 「工料(修理料金)は後払いになります」 とのお話がありました。 そして、さらにお話はつづき「修理場所」の説明に。 修理場所は、ここ大阪ではなく、東京にある専門アトリエへ送られて修理することになるそう。 修理が完了するとご連絡いただけるそうですが、ヴィトンのストアには直通電話がないため、スタッフの方の携帯番号から電話がかかってくるとのことで名刺をいただきました。 こちらから連絡をとりたい時は、スタッフの方の携帯番号か、代表フリーダイヤルにかけて用件を伝え折り返し依頼をするそうです。 なんだかとても長くなりましたが。ヴィトン修理の手続きの流れをまとめるとこんな感じです。 【修理手続きの流れ】 ①お預かり 修理する製品をルイ・ヴィトン ストアへ持参 ②お見積り 製品を確認後、お見積り金額を提示 ③作業 お見積り内容を確認・了承後、修理開始 ④検品 修理完了後、品質チェック ⑤お渡し/お支払 製品お渡し時に修理代金支払い この日、無事に①預かり~②見積りまで完了。 そして、いざバッグを預けようとした時、うっかりサブバッグを持って来ていないことに気づいた私。。 どうしようかと思いましたが、手慣れた様子で店員さんが紙袋を差し出して下さいました ~2021.4.24追記~ その後、ショップからご連絡があり、修理依頼から2週間経たず修理が完了したとのこと。 国内にパーツがあったため、早く出来上がってきたそうです ちょうど緊急事態宣言目前ということで、送料700円ほどで配送&修理代代引きができるとのご提案も。 迷いながらいったんお返事を見送りましたが、修理完了後のショップの保管期限 は 3ヵ月。 コロナ禍の状況を見守りながら、3ヵ月以内に来店して受け取りしたいと思います。 予想通り、決して安くはなかったヴィトンの修理価格。 事前に調べていると、ネットショップでも修理を受け付けているお店もありました。 本当に大丈夫なのか不安もあり、口コミも片っ端から見てみましたが、意外と高評価 なんと星5つついていました ファスナー交換・ハンドル交換・内装交換の他にも、「付根革交換」や「角の擦れ補修」など修理ジャンルも幅広いです 今回、ひとつの選択肢として知ることができてよかったです。 私一個人の体験談ですが、どなたかのお役に立てれば嬉しいです 最後までお読みいただき、ありがとうございます。 皆さんの大事なヴィトン製品も、どうか無事に元に戻りますように お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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