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カンブリア宮殿を見たらゲストには、さいとうたかをさん。
ゴルゴ13の作者である。 かなりインパクトのある方で、司会の龍さんも実に楽しそうだった。 その中でも、九九なんか全く覚えてない!という話が秀逸。 そもそも、1+1=2というのが理解できなかったそうだ。 先生が黒板に書く2つの「1」は、長さも棒がのびる方向も違うから 同じじゃないだろう!という風に思ったらしい。 そんな考え方をする人はあまりいないから面白いよなあ。 そしてそこでつまづいたから、九九も分からず今日に至っているという。 ただ、自分は斉藤一人さんの話をよく聞いているので、 「お、ここにも全然勉強しなくて大人になっちゃった人、 しかも社会的には大成功している人がいるぞ!」と思った。 妻は「足し算も出来なくて生きていけるの?」と不思議がって いたけれど、別に数式を理解できなくても何かを足し合わせるという 概念は感覚で分かっているのだろう。 足し算や掛け算を数式として理解していることは、例えば 物理法則を数式で理解していることと似ている。 簡単か簡単でないかの違いだけだ。 物理を学ぶと様々な現象を数式で表現して理解することになるけど、 そんなことは知らなくても毎日の生活はできるのだ。 ドップラー効果を知らなくても救急車が通り過ぎた時にサイレンの 音が変わることは誰でも経験するし、熱力学の法則や電磁気学 を知らなくてもクーラーや電気器具を使って生活しているのである。 そうねえ、あと剛体力学を知らなくてもビリヤードの達人になれるし。 まー、だからといって足し算や九九をやらんでよい、ということでは ないと思うけれどね(笑)。 ただ、そんなものやらない人生もアリなんだ、っていうことかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.28 20:37:39
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