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みしゃらいグゥパンチ

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2007.11.13
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カテゴリ:その他
10月7日、地域運動会のリレーとあわせてお読み下さい。





高校3年生の体育祭のこと。

リレーのアンカーを走ることになった。
ちょっとカッコつけたい年頃である。

サッカー部では少し足が速いほうだった。

でも陸上部などに混じれば特別速いわけでもない。
なぜリレーを走ることになったのだろう。

多分、少し目立ちたかったのだ。





体育祭の当日、すごく身体が疲れていた。

準備などを手伝ったりして、連日寝不足だった。
リレーを走るという緊張感もあった。

コンディションの悪さは感じていた。
だけどいまさらリレーのアンカーをやらないというわけにもいかない。

まあ何とかなるだろう、と考えていた。

サッカーしかやっていない人間の能天気さか。




予想外だったのは、リレーの走る距離が実は長かったこと。

学校のトラック1週は約200m。
アンカーはその1週+もう少し長く走る必要があった。

サッカーにおいて全力で走るのはせいぜい50mだ。

200m強を全力で走るのは、実は経験がないことになる。
そんなことにも気がつかなかった。




そんな状態で始まったリレー。

最後の種目で盛り上がる応援。
緊張が高まる。

自分にバトンが渡ったときは何位だったのか、記憶にない。
最初のコーナーを走りぬけた。

身体が重い。足も重い。

バックストレート。
時間の経つのがすごく遅く感じた。

そして距離も。

なぜ短距離走なのにこんなに長いのだろう。





最後の直線だ。

頭の中だけは、もっと速くもっと速くという指令を出す。

速く走れる自分のイメージだけが空回りする。

足が全然ついていかなくなった。
もっと速く、もっと速くと意識だけは前へ行く。

そして気がついたら転んでいた。




あとは覚えていない。

起き上がってなんとかゴールしたような気がする。

何人に抜かれたのだろう。

軽い酸欠状態と、転んだショックで頭がぼーっとしていた。
恥ずかしくて、申し訳なくて、どこかに逃げたかった。

でも動けなかった。
ずっと横になっていたような気がする。

時間がとても長かった。
隠れる場所もなかった。

そのとき、ぼくはまだ17歳だったんだ。





妻になぜ自分と結婚したのか聞いてみた。
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「え~、別に」だって(-_-;)
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強いていえば「笑いのツボが一緒だから」らしい(≧∇≦)





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Last updated  2007.11.13 22:59:19
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