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映画「パンズ・ラビリンス」をみた。 まさかこれほどの傑作とは。。。 単なるファンタジー映画だと思っていたら大間違いである。 自分の脳の、今までとは全く違う回路を刺激された。 見終わってそういう気分になったよ。 あらすじはこうだ。 ● 1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、 身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。 そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。 体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても 馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。 そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。 オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられるのだった。 少女は生き延びるために迷宮の世界へ降りて行った。 そうしなくてはならないほど現実の世界は残酷だったから。 ● 映画を通して流れるのは、死へのメタファー。 魔法の国の王女は、生きる苦しみやつらさを感じるために、 わざわざ人間世界へ迷い込んだのか。 それとも人間である彼女は、死ぬことでしか 厳しい現実から逃れる道はなかったのか。 強烈に「死」というものを意識させるつくりなのだ。 うーん。 まいった。 素晴らしい映画だ。 明日から旅に出ます。 月曜日にまた会いましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.17 23:21:05
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