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カテゴリ:芸術
辛いことや、悲しいことがあったとき、
皆さんの心のなかに、大切な人が待っている部屋があったら…… どんなに心の支えになるでしょう。 『秘密の部屋を作ろう』http://johnkim.jp/ 心の奥に大切な人が待っている秘密の部屋を作ろう。 一人で心細くなったらいつでもそこに戻れるように。 部屋には言葉にしなくてもわかってくれる人がいる。 愛に満ちた笑顔で自分を迎え入れてくれる人がいる。 大切な人たち以外の誰にも部屋の住所は教えないで。 招待してない客が土足で部屋に踏み入れないように。 日々の中で大切な宝を見つけたら部屋に持ち帰ろう。 太陽の光、月の静けさ、星の輝き、雨の音、風の歌、 雲の表情、薔薇の匂い、またはあの人の微笑みとか。 そして部屋を出るときは電気を消すのを忘れないで。 次の再会まで大切なみんながぐっすり眠れるように。 *** 作家であり、元慶應義塾大学 Associate Professorの John Kim 先生の「秘密の部屋を作ろう」という詩は、 私の心のなかに新たな聖域を作ってくれました。 今までの私は、誰にも邪魔されることのない部屋を心のなかに作り、 それを聖域として、頑なに守っていました。 書道家としての芯の強さや、ブレない軸を、 そこに築き、内に込めて秘めていました。 その部屋は私にとって、自分を取り戻すために、 とても必要な場所だったけれど、 時に固くなりすぎて、つらく逃げ場がなくなることもあった。 だって、その部屋には、私、一人しか、いなかったから。 でも、キム先生は、その部屋に大切な人だけをいれなさいと。 愛に満ちた大切な人だけをいれなさいと。 そっと優しくドアを開いてくださいました。 心の扉を開く詩。 先生の詩に出逢ってから、 ずっとこの手で書きたいと憧れを思っていました。 でも、詩を書かせていただく立場としては、 先生の詩をきちんと味わい、心の中で深く理解し、確かめ、 その心で感じた通りに筆が動くようでなければ、 書かせていただく資格はありません。 詩は書き手によって、いかようにも変化してしまうからです。 その責任は大きい。 大好きな先生の詩を、きちんと深い理解をしてから向き合いたい……。 キム先生の美しい言葉にふれ、 深い理解を心がけ、 無意識と意識の狭間に先生の詩が降り立ったとき、 私の体が動きました。 この日、朝4時に目が覚め、 先生に大変失礼ながら、顔も洗わず、 書道の下敷きを広げ、紙を広げ、 先生の詩を傍らに置き、ひたすら墨をすりました。 1枚では気持ちが抑えられず、 ひたすら筆を動かし、想いを込めて、、、 気がつけば、朝6時10分。 3枚の作品が私の目の前にありました。 今までの私だったら、この作品を自宅においたままにして、 今日のパーティに行ったことでしょう。 一発書きの草稿も無しの作品を、 お目にかけることなんてできなかった。 書いている間も自分の中の未熟さ、感情の波、 静けさ、深さ、荒々しさ、 いろんな気持ちが出てきてしまって、 それがストレートにぶつけられた作品をお見せするなんて、 とても恥ずかしいことでした。 でも、キム先生が、教えてくださったこと。 未完成の自分も美しいと。 だからこそ、私は、あの作品を手に、 先生への精一杯の感謝の気持ちと、皆さんに出逢えた感謝、 そして自分への誓いの言葉として、会場に向かえたんだと思います。 書道はマイナー、、、と、 あるカルチャースクールの校長先生に言われた10年前から、 ずっと、そんなことはないと、 絶対にメジャーと呼ばれるようにしようと努めてきました。 そしてこの日、その想いは昇華され、私の中のトラウマは、 見事に溶けていきました。 キム先生が涙、、を隠しに、席を外されたこと。 ゼミ生の皆さんも、感動して鳥肌が立ったと話してくださったこと。 魂のこもった文字は、こんなにも人の心を動かすことができるのだと。 感謝の気持ちで胸が震えました。 こんなにも美しい、先生の詩を書かせていただいて、 本当にありがとうございました。 そして、あの場を共有してくださったゼミ生の皆さん、、、 心より感謝申し上げます。 今後の夢は、、、 もっと成熟した自分になって、ただひたすら、 この大切な詩への想いだけを認められるようになること。 その時は、立派な額に入れて、 先生にプレゼントさせていただきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月03日 20時07分51秒
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