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小石川植物園には、太郎稲荷と次郎稲荷という2つの祠がありました。
都心とは思えない静かでちょっぴり神秘的な森の中にあって、何かの奇蹟がおこりそうな雰囲気でした。 連載1回目に記したように、ここを訪れたのは約55年ぶりでしたが、この稲荷にお参りしてから、180度方向転換して目を瞑ったまま鳥居をくぐると、55年前にタイプワープできるのではないか、という感じがしてきました。 じっさい、試してみたのですが、.....鳥居の外に立っていたのは55年前の10歳の少年ではなく、あと半年で65歳となる爺さんの私でした。 もっとも、もう一度10歳に戻って別の人生を歩んでみたいという気はありませんねえ。人生を振り返ってみると、5歳から10歳頃は、自由気ままに自然観察に熱中していましたが、小学校高学年のあたりからは、中学、高校、大学、大学院...と入試ばかり、そのあともなかなか就職できなかったりとかで、ああいう苦労は繰り返したくないという気持ちのほうが強いです。 【太郎稲荷】 【次郎稲荷】 【55年前にも見たはずの池や木々】 【想像図】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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