川淵キャプテンの失言で、ジーコとサッカー協会の
責任問題はふっとんでしまった。
演技ではないかという疑惑が話題となっているが、
ぜひともオシム日本代表監督は見てみたい。
再三、この日記で、後半に息切れしてしまう日本に
ついて書いてきたが、なるほどと思う記事を見つけた。
その理由は、たるんでいたからではない。
疲れきっていたのだ。
その理由は、監督とスタッフにある。
ブラジルとオーストラリアは調整に成功し、
日本とクロアチアは調整に失敗してしまったというのだ。
ブラジルといえば、いわずと知れたワールドカップ
連続出場の国。どうすれば勝ち抜けるかを知り尽くしている。
そのブラジルが大会前にやったこと。
スイスでの合宿では練習を有料で公開し、
親善試合は格下としかやっていない。
大会が始まってからも、本調子とはいえないが、
確実に勝ってしまっている。
準決勝くらいにピークをもっていくために、
予選リーグは練習試合とみなしているのだという。
(大会前の合宿はただの休養?)
クロアチアは大会前に異常なくらいたくさんの
親善試合を行った(4試合)。
移動ばかりだったため、疲れきってしまった。
日本は、練習をすべて公開にしたのがまずいけない。
福島でも、ボンでも、連日大勢のサポーターや、
マスコミが押し寄せその前での練習だった。
また、直前でドイツとやってしまったのもいけない。
あれだけの大観衆の前では、練習試合のはずが、
無駄な実力を出さざるをえなくなる。
(実際、加地、柳沢、高原などけが人続出)
さらにそんな疲れきった中、ジーコがやらせたのは、
疲労が蓄積するシュート練習。
本番では、みな疲れきっていたのだろう。
あんなにスタミナのない代表をみたことはないから。
オーストラリアはさすが、ワールドカップを
知り尽くしたヒディングが、思惑どおりの
試合をした。
(全大会のリベンジに燃えるイタリアとの試合は
今から楽しみだ)
アジアでは勝てるようになった日本。
ワールドカップを知っている監督こそ、
今の日本に必要なのだ。
後藤健生の列強Voice「世界」
「そして、残ったチームとは......?」
http://wc2006.yahoo.co.jp/voice/nation/goto/at00009677.html