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JINさんの陽蜂農遠日記

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2017.10.30
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​​【四国八十八箇所霊場巡り ブログリスト】👈リンク​​

18番札所:恩山寺

今宵の宿泊寺(宿坊)の12番札所:焼山寺到着の目標時間は16:30過ぎであり、

まだ多少時間の余裕があったので、予定を変更して18番札所:恩山寺へ向かう。

55号線⇒136号線を利用して20分強で恩山寺に到着。

いきなり大きな修行大師像が迎えてくれた。

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恩山寺は徳島市を離れ、小松島市の小高い山の中腹にある寺。 

恩山寺境内入り口の石柱には「弘法大師 御母公玉依御前 ゆかりのお寺」の文字が。

DSC02378_R.JPG

恩山寺 境内配置案内図。

坂道を登って行くと大きな修行大師像の立つところに出た。車は左上方へ上がると駐車場に出て

そこから坂道を5分ほど歩いて上がると大きな修行大師像の前に出る。

左手の数段の石段を上ると境内に入り、直進すると右手に手水場があり石段を

さらに上り詰めた所に本堂が建つ。手水場手前まで戻って本堂を背にして右手先に大師堂が、

その手前に御母公堂がある。納経所は大師堂と反対側の客殿の左に。

DSC00151_R.JPG 

「四国第十八番 恩山寺」と刻まれた石碑が。

山門は、駐車場へ向かう途中にあった母養橋(赤い欄干橋)の傍にあり、山門の近くには

大師が植えたという「びらんじゅ」の樹が今も残ると。 

DSC02379_R.JPG

太師堂とその右側に大師御母公剃髪所。

大師がこの地で修行されていた時、大師の生母の玉依御前が訪ねて来たが、あいにく女人禁制

であった。そこで大師は一七日間の女人解禁の修法をして母を迎えたが、喜ばれた母君は

剃髪して、髪を納められたので「母養山 恩山寺」と改めた。

大師堂の前に「大師御母公剃髪所」の石碑があり、母君の髪の毛が納められていると。  

 

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ここにも再び「弘法大師修行像」。 

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手水場。 

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水子地蔵尊。

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数え切れないほどの水子地蔵が。 

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松の枝の裏には素朴な歴史を感じさせる石仏が。 

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多くの石仏、石碑が境内に。 

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鐘楼。 

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本堂より階段下を。 

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本堂。

本尊は空海自刻と伝える。真言八祖像が脇仏として並んでいると。

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母養山 宝樹院 恩山寺(ぼようざん ほうじゅいん おんざんじ)

宗派  高野山真言宗

本尊  薬師如来

創建  不詳(天平年間末か)

開祖  行基 聖武天皇(勅願)

所在  徳島県小松島市田野町字恩山寺谷40  

本尊真言 ”おん ころころ せんだりまとうぎ そわか”  

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ご本尊のお姿も。 

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本堂内部。 

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本堂手前より水子地蔵尊を見下ろす。 

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大師堂と同じ敷地の向かいに長い屋根の中には、彩色豊かな観音像や十大弟子の木像があり、

これもみどころの一つ。

地蔵像。

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十大弟子像。

空海の十大弟子は、真済、真雅、実恵、道雄、円明、真如、杲隣、泰範、智泉、忠延の

10人とされると。

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様々な表情が今でも語りかけて来そうであった。 

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本堂、大師堂はじめ恩山寺の伽藍は歴史を感じさせ、大きな修行大師像もなんとなく趣きがあり、

山寺の雰囲気ある古刹なのであった。

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境内全景。右の階段上に本堂。

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ここにも弘法大師像が。

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納経所。

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納経したという証として「納経所」で納経帳に印・「お納経」を頂きました。  

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そして御本尊様の分身・御影(おみえ・おすがた)も頂きました。 

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 12番札所:焼山寺

そしてこの日の最後に今宵の宿坊がある12番札所:焼山寺に向かう。

焼山寺は四国八十八ヶ所は四国八十八ヶ所の中では2番目に標高の高い山の中に位置する寺。

国道55号線⇒438号線⇒43号線で鮎喰川を渡り狭いクネクネとした山道をひたすら上る。

約1時間で焼山寺宿坊に到着。荷物を案内された部屋に置き、早速焼山寺の参拝に向かう。

部屋からの山々と次第に白が拡がる雲。

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なにはともあれ、徒歩でのお遍路の入口の山門(仁王門)に向かう。

大師像。

歩き遍路「遍路ころがし」では石段を上り切ると、修行姿の大師像が迎えて下さるのだ。

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深い山中にあるため、四国八十八箇所霊場の中でも随一の難所として知られる。

また、阿波霊場三難所の1つにも数えられ「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれる。

藤井寺からの遍路道で行くと、長戸庵、柳水庵、浄蓮庵を寄りながら焼山寺に至ると。

山門(仁王門)。 

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阿形像。 

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吽形像。 

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焼山寺 境内配置案内図。

参道より石段を上ると山門があり、入っていく左手に手水場、右手に鐘楼があり正面に本堂が。

本堂右手に2008年に落慶した大師堂がある。本堂左手に三面大黒堂が、大師堂の右手に

十二社神社がある。納経所は山門を背にして左側、その奥には茶堂がある。

本尊と大師像は、本堂裏の斜面上にある収蔵庫に収められていて、本堂と大師堂にあるのは

それぞれの前仏である。 

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本堂が近づいた、見事な大杉に見とれてしまう。太古の息遣いが聞こえるようだ。 

境内の杉の巨木は樹齢数百年といわれる。昭和37.1.16に県指定天然記念物に。

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山門をくぐり境内に入ると、右側に2体のお地蔵様。 

DSC02441_R.JPG

観音像? 

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宿坊の裏山には雲が湧き上がってきた。

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こんな所に牛の像。 

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納経所。 

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納経したという証として「納経所」で納経帳に印・「お納経」を頂きました。   

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そして御本尊様の分身・御影(おみえ・おすがた)も頂きました。 

DSC04571_R.JPG

正面に本堂が。

寺伝によれば大宝年間(701年 - 704年)、役小角(役行者 えんのおづの)が開山し

庵を結び蔵王権現を祀った。

のちに空海(弘法大師)は、神通力を持ち火を吐いて村人を襲う大蛇がこの山に

棲んでいることを聞き退治に向かった。大蛇は全山に火を放って妨害したので

摩盧(まろ/別名:水輪水)の印を結びながら進むと、山頂の岩窟に閉じこもって抵抗した。

そこで虚空蔵菩薩や三面大黒天に祈願するととうとう大蛇を岩窟の中に封じ込めることが

できたため、そのお礼に虚空蔵菩薩を刻んで本尊とし一寺を建立したと。

このエピソードが摩盧山焼山寺の名前の起源となっていると。

足利尊氏は本寺を祈願所とし、江戸時代には徳島藩主蜂須賀家の帰依を受けていたと。 

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左から三面大黒天、本堂、太師堂、十二社神社。 

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可愛らしい稚児地蔵。 

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鐘楼。

銅鐘は 昭和59.8.3県指定有形文化財 、径51cm、高さ103cm。

鐘楼の前に何故かブランコが。子供連れで来られるお遍路さん用?

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文化財に指定された初代の鐘は別の場所に保管され、これは2代目との事。

響きが徳島市まで届くと。

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焼山寺の手水場がなかなか新鮮な造形。

緑の濃い苔を植えていた。

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手水場の横には古い石仏や小さな祠。

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三面大黒天堂

秘仏として、中央に大黒天像、右に毘沙門天像、左に弁財天像が安置されていると。

通常は前立三面大黒天が拝顔できる。

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多宝塔。 

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本堂 

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摩盧山 正寿院 焼山寺(まろざん しょうじゅいん しょうさんじ)

宗派  高野山真言宗

本尊  虚空蔵菩薩

創建  弘仁6年(815年)

開祖  空海(弘法大師)

所在  徳島県名西郡神山町下分地中318 

本尊真言 ”のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おんあり きゃまり ぼり そわか”  

 

本堂内陣。

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十二社神社 

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境内。

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太師堂。 

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太師堂内部。

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そして初日の車によるお遍路を終了。

この日の移動ルートを我がIphonesのソフトより。

1番札所:霊山寺から18番札所の寺までのお遍路の走行距離は約125km。

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予約していた焼山寺宿坊に到着。

玄関。

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1階の廊下の廊下に客室の和室が並ぶ。 

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厨房への連絡用廊下。

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2階にも客室があるようだ。 

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8畳の我々の部屋、隣の部屋との仕切りは唐紙。 

電気コタツ、ストーブも用意されていたが、テレビはなし。

客は我々の部屋の隣に同じく男二人のみ。

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標高938mの部屋からの眺め。

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そして夕食は全て精進料理。

アルコールは可とのことで旅友Sさんは日本酒、私はビールを楽しむ。 

真ん中は芋茎(ずいき)そしてその右が焼きナス。 

ヤツガシラ?の赤い茎である赤ずいき。

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そして食後にも購入済みのビールを楽しむと、この日の疲れが一気に出て消灯もせずに爆睡。






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Last updated  2020.06.15 15:04:24
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