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カテゴリ:花
我が家の裏の農家の畑の隅にガマの穂を発見しました。
葉は高さ1-2 mで、茎を伸ばし、円柱形の穂をつけています。 穂の下部は赤褐色で太く、ソーセージに似た形状。 ガマの穂と呼ばれている茶色の部分が花なのです。 上部の針の如き部分が雄花で下のソーセージに似た部分が雌花に分かれているのです。 この時期は茶色の花穂が目立つ。 「ソーセージ」意外にも「ちくわ」や「ケチャップをつけてないフランクフルト」のようでも。 昔はこの葉と茎で『むしろ』などを作ったので「くみ」(組)と呼ばれ、 次第に「かま」になり「がま」になったのだと。 「蒲団(ふとん)」の 「蒲」の字は、昔、ガマの綿毛を寝具に入れたことから。 「蒲鉾(かまぼこ)」は、最初のころは竹輪のような形をしており、ガマの花穂に 似ていたことから。「蒲焼(かばやき)」は、うなぎを筒状に切って焼いていた形が ガマの花穂に似ていたことからと。 『古事記』の因幡の白兎の説話では、毛をむしり取られた兎に、大穴牟遅神(大国主)が 冬になるとこの花穂の中から綿毛がブワーッと出てきて飛散するのです。 1本の花穂から出る綿毛には約10万個のタネがあるらしい。 そしてフランクフルトのような蒲の穂を手で押しつぶすと、なんと中から大量の綿毛が出現。 もともとの見た目からは想像できないほど大量に『爆発』した如く発生することをご存じですか? 私も子供の頃に遊んだのです。 本当に気持ちいいくらい勢いよく吹き出すので、ちょっとしたストレス発散にもなったのです。 水辺の植物なので、子供には微妙に手が届かないところに生えていたのですが。 この『爆発』をクリックしてみてください。 子供の頃に廊下を走っていて消火器に躓いて倒した時の消火器のような感じ!! そしてこのガマの穂を何個か同時に火に投げ込んだ時の姿!! わかるかなぁ?? それにしても、ガマの穂って見ているだけで旨そうに見えるのですが。 粒マスタードを付けてケチャップもたっぷり付けてと・・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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