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JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.01.28
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カテゴリ:海外旅行
そして最後に「シントラ」。
この紹介にはTBSの『世界遺産「大航海が生んだ!カラフルな天空宮殿」』の画像も含みます。
私は2019年2月のポルトガル旅行のオプショナルツアーで
「​シントラ王宮(Palácio Nacional de Sintra)観光とシントラの街散策​」👈リンク に参加
したのであった。
大西洋を望むロカ岬から続くシントラ山脈の中にある「シントラの街」。



首都リスボン近郊にある王族の避暑地「シントラ」。



我々が訪ねた世界遺産「シントラ王宮」。



白くそびえるのは厨房の煙突。



狩りを楽しみ、仕留めた鹿やイノシシを調理したと。



「街のシンボル!2本の白い塔」



シントラの王宮は、1415年頃、ジョアン1世の建設計画のもとに、建設が行われた。
その後、マヌエル1世の時代に、大航海時代の富を投入して、大きな増築が行われた。
1497年から1530年の間に、マヌエル様式の窓を施した紋章の間を作り、壁のほとんどには
アズレージョが施されるなどした。近代になると、アラフォンソ6世が、1676年から
幽閉され、一歩も外へ出ることもなく、1683年にその生涯を閉じたのだと。



そしてオプショナルツアーでは訪ねなかった世界遺産「ペナ宮殿」。
どちらかと言うと、二者択一であればこの「ペナ宮殿」を訪ねたかったのであったが。



19世紀のロマン主義を代表する宮殿。



現在、国の文化財となっているペーナ宮殿は、1836年に女王マリア2世の王配フェルナンド2世
により建てられた。十分な教育を受けた未来の王フェルナンド2世は、初めて山に登り
旧フラデス・ヒエロニミタス修道院の廃墟を目にしたとき、すぐにシントラに一目惚れした。
(旧修道院は、ジョアン2世時代にディオゴ・ボイタクにより建てられた物が原型で、すぐに
マヌエル1世により、ジェロニモ修道会へ再び寄進し聖ペーナを讃えるという約束を実行
するため岩山の上に修道院が再建された)。



ポルトガルのノイシュバンシュタイン城とも呼ばれているペーナ宮殿は、ゴシック様式や
ルネサンス様式、マヌエル様式、ムーア様式などの建築様式を融合した19世紀のロマン主義を
象徴する建築物として、シントラ1番の観光スポット。



シントラ郊外の山頂に建築されているペーナ宮殿からの眺望は素晴らしく、特に建物の周りに
造られている通路からは、シントラの街や大西洋を見る事が出来る。



イギリスの詩人バイロンはシントラを「この世のエデン」と讃えた。



ペーナ宮殿は、イスラム様式の玉ねぎ型のドームや装飾過剰のバロック様式の塔など有名な
建築様式の特徴を垣間見る事が出来、おとぎ話のお城の様なカラフルな外壁も見もの。



岩山に築かれた「ペナ宮殿」。



岩がそのまま宮殿の中に喰い込む。



巨岩が部屋の中に突き刺さっている。これぞ現代アートか。



完成は1885年。
緑も少ない昔の姿であると。今は世界中の木々の植栽による人工の森で囲まれているのだと。



2つの塔がある門の上に摩訶不思議なオブジェが。



この像は、海の守護神トリトン。
トリトンは、ギリシャ神話に登場する海王ポセイドンの息子。



入口の門は、卵型や三角錐の摩訶不思議な装飾がされている。幾何学的な装飾も。
そして巨岩も装飾の一部。



現在、ペーナ宮殿は一般に公開され、ユネスコ世界遺産の『シントラの文化的風景』の一部
として登録されている。
時には、ポルトガル共和国大統領と外国からの賓客の公的行事の場として使用されるのだと。



「ペーナ宮殿」の下にはムーアの城跡(Castelo dos Mouros)が。



7~8世紀にムーア人によって築かれた城跡で、標高450mの山頂に見事な城壁が残ります。
ムーア人とは北アフリカ出身のアラビア語を話すイスラム教徒のことで、当時イベリア半島を
北へと侵攻していた勢力の一つ。
その後、12世紀にイスラム教徒から奪還され、ムーアの城塞もキリスト教徒の支配下に置かれる
こととなったが時代とともに荒廃。城壁だけが残ったと。
19世紀になってからムーア人の城跡の改修が進められ、現在のように修復されたのだと。
この天空の城壁を歩くことができるのだと。



再び「ペナ宮殿」の内部。



壁にはだまし絵の如き装飾が。



彫刻が刻まれた部屋かと思いきや、だまし絵の手法を使い部屋を広く見せているのだと。



趣向を凝らした部屋が回廊のごとく続いている。



「​ネット​」👈リンク より以下転載
かつての王族の居住エリア。



360°アズレージョで飾られた中庭。
アズレージョとは、イスラム美術をポルトガル流に進化させたタイルアートのこと。



ステンドグラスが展示されているコーナーなどがあり、かつてのポルトガル王家の煌びやかな
生活が想像できると。



近くにある世界遺産「レガレイラ宮殿」。
12世紀にポルトガルの王族の別邸として建築されたレガレイラ宮殿の名前の由来は、
1840年にこの宮殿を買い取ったレガレイラ男爵にあるとされています。
その後、レガレイラ宮殿は、19世紀の終わりにこの宮殿の主になったブラジル人の
モンテイロとフェルナンド2世の離宮であるブサコ宮殿をホテルへと改修を手掛けた
イタリアの建築家ルイジ・マニーニの手で大改修され、現在の建物構造や外観に
なっています。日本の大手電話会社のコマーシャルに使用されていた時期もあります。



中世の怪物をモチーフにした石像が建物の至る所に彫られている事もあり、魔宮と呼ばれて
いるレガレイラ宮殿は、建造物や広大な庭園の地下には無数の洞窟や秘密の抜け路が造られ、
庭園内のチャペルやイニシエーションの大井戸など思いも寄らない場所に繋がっています。
宮殿内部に施されている彫刻や庭園に置かれている彫像は素晴らしのですが、テンプル騎士団や
秘密結社フリーメイソンなどのシンボルが刻まれ、見学は出来ませんが最上階には錬金術を
執り行ったとされる部屋があり、謎で満ちた宮殿です。



これも世界遺産「モンセラートの庭園と宮殿」。
パラシオ・デ・モンセラーテは、1858年に大富豪であったイギリス人の織物商
サー・フランシス・クックが建てた宮殿です。
イギリス庭園風の芝生の丘の上に建つ、インド・イスラム宮殿風の玉ねぎ型の
ドームの美しい建物。



この見事な宮殿であるが、1929年の世界恐慌の影響によりクック家がこの広大な宮殿を維持
出来なくなり、売りに出されると荒れ放題になっていたとか。
その後1990年から大改修を行い、2009年に今の優雅な姿が蘇ったと。



優雅なシントラの町並みにはまるでふさわしくない、原色ギラギラ、変な塔がニョキニョキの
その外観は、まるで山の中のおもちゃの城・「ペナ宮殿」!!
ここは本当に訪ねたかったが残念!!



そして放送の最後は再びロカ岬へ。



2年前の2019年2月に訪ねたポルトガルの観光地の一部を、その時には見られなかった視線で
楽しみながら、またこのブログを書きながら懐かしく想い出しながら、「新たな海外旅行」!!
を楽しんだのであった。




                              ・・・​もどる​・・・

                  ・・・Closed・・・





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Last updated  2023.01.30 18:28:21
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Re:NHK・BSP放送「空からのクルージング特別編 ポルトガル・世界遺産を巡る旅」:      その5・シントラ(01/28)   オジン0523 さん
私もペナ宮殿へ行きたかった。
世界遺産でシントラを見ましたが、オプショナルだから両方へ行くべきであった。事前の予習が足らなかったことが残念でした (2021.01.28 09:27:20)

Re[1]:NHK・BSP放送「空からのクルージング特別編 ポルトガル・世界遺産を巡る旅」:      その5・シントラ(01/28)   jinsan0716 さん
オジン0523さんへ
オプショナルツアーは【シントラ王宮】のみで
【ペナ宮殿】へのオプショナルツアーはありませんでした。 (2021.01.28 11:55:42)


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