眼科クリニック開業までの軌跡

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  鞍ヶ池公園　保存車両

  1980年代、私は中学・高校と電車通学であった。大手私鉄の名鉄では、戦前に製造された車齢40年以上の電車が現役で運用されていた。車体の外部は鋼鉄製だが、車内に入ると内装・床は木製で、何度も塗られたニスで黒光りしており、子供ながらに、「昔の電車」に乗っていることがよくわかった。車両の車体の連結面の銘板には、車体の製造年代が記されており、たまたま乗り合わせた車両が、日中戦争（昭和12年）が勃発した年に製造され、太平洋戦争の戦禍と戦後の混乱を乗り越え、現役で旅客輸送に利用されていることに驚いた記憶がある。そんな思い出のある車両も、1990年代にはほとんど廃車となってしまった。特に印象深かった850系は、廃車後しばらく南知多ビーチランドに静態保存されていたが、塩害のため解体され、現存する車両はない。しかし、800系は、愛知県豊田市の鞍ヶ池公園にほぼ廃車時の状態で保存されている。解説の看板。付随車のク2313は昭和13年の製造である。車体のスカーレットの色味が当時と少し異なる印象。溶接技術が未発達のため、車体の鉄板はリベットで結合されている。網棚は、真鍮製で当時のまま。鎧戸は木製で、展示車両に実際に触れることができるのは大変貴重である。座席のモケットは定期的に張り替えられているようで、私の記憶では、座面は一般席が赤、優先席が紺のモケットであった。台車は、私の好きな釣り合い梁式だが、私の記憶のなかのモ800型の台車より肉薄で華奢な感じがする。つり革は外されている。連結面。貫通幌は擦り切れて穴が空いていることが多く、子供の頃穴から線路やバラストをみて楽しんでいた思い出がよみがえった。（展示車両は幌は張り替えられているため、穴はなかった）展示車両と同形式のモ800型は10両製造されており、２両固定編成の、モ801　両運転台のモ809　810　811　812　に乗った記憶があるが、保存車両のモ805は、名鉄豊田線開業の昭和54年（当時7歳）に廃車となっているため、おそらくこの車両には乗ってはいないが、子供のころの懐かしい思い出がよみがえったのであった。

  2021.11.03

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  京都鉄道博物館

  12月21日と22日、京都で講演会があり、終わると懇親会には出席せず一目散に鉄道博物館へ移動。山陰本線の二条駅の駅舎が移設・保存されていた。二条駅は、高校生のとき、京都の予備校まで模擬試験を受けに行くために利用したことがある、大変思い入れのある駅である。京都は狭い道にも名前がついているのにびっくりし、（名古屋の高校に通っていたため）スマホがない時代地図を片手に予備校まで徒歩で移動、迷っているうちに遅刻しそうになったことがある。SL以外の保存車両は室内や屋根のあるところに展示してあり、きれいに塗装され、日光や風雨により色褪せない配慮がなされていた。われわれの世代は東海道新幹線といえば、0系を思い浮かべる。幼稚園の時初めて新幹線に乗ったときは、転換クロスシートであった記憶があり、往時を偲ぶことができる展示であった。（車内には入ることはできなかった）運転台の見学も可能で、子どもたちがたくさん並んでいたが、閉館間近になると行列もなくなり、運転台の撮影を行った。通常は、写真やさんのスタッフが撮影し、写真を有料で販売しているよう。（観光地でよくある販売方法）大学受験のときには100系新幹線で上京。このように、四半世紀以上昔の思い出だけではなく、私にとってはついこの前乗ったばかりの車両も博物館入りとなっていた。583系寝台電車私の記憶では、急行きたぐに（普通車新潟-米原間）　おなじく　直江津-新潟間（グリーン車）最後に乗ったのは磐越西線の会津若松-郡山間で、すでに10年以上経過しているとおもわれるが、自分も歳を重ねたせいかついこの前のことのように感じる。追記、現役時代の583系2009年9月6日の磐越西線（会津若松→郡山間）臨時快速に乗車したときの写真　会津若松駅にて489系特急電車のボンネット型には、急行能登で、上野-直江津間に乗ったのが最後だと思う。そのうち乗ろうと思って、一度ものれなかったトワイライトエクスプレス。屋外の扇型車庫には、SLの展示あり。日本で最後に蒸気機関車が走ったのが1975年12月14日、わたしが物心ついた頃には、すでに全廃されていたので、蒸気機関車の思い出は残念ながらないが、C62の2号機は鉄道ファンであれば、誰もが知っているであろう。You Tubeの動画でしかみたことがない実物をみられて感動。

  2019.12.22

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  保存車両

  JR東北本線の小金井駅近くに、電車が保存されている。日酸公園は工場跡地に整備された公園で、遊びに行きたがる息子と娘を連れ出すついでに見学。旧型国電の保存車両は大変貴重。台車は私の好きな釣合い梁式。下からみると、主電動機もみえる。子供が怪我をするという理由で各地で撤去されつつある、地球ゴマ型ジャングルジムが健在。

  2019.12.01

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  羅臼岳、知床連山縦走

  1995年、大学5年生だったわたしは、知床半島の羅臼岳に登頂している。NHKの番組「絶景百名山」によると百名山の羅臼岳に登頂するのは年間1万人ほどだが、知床半島をさらに北方へ目指すのはそのなかで10人に1人だそう。麓の岩尾別温泉にあるユースホステルに泊まり、はじめに羅臼岳を目指す。途中羅臼平にて荷物を置き、（熊よけのザック置き場があり）山頂についたのが、12時43分。山頂からの眺め。山脈の両脇が海という景色は、日本広しといえども、ここだけではないかと思う絶景である。　手前の平地が羅臼平で、先には三ッ峰、サシルイ岳、硫黄山と続く。ネットで調べると、羅臼から、硫黄山の縦走ルートは2泊3日のコースとなっている。しかし、当時大学生のわたし（正確には3人でいったので私たち、）は1泊2日の行程であった。翌朝、進んできたコースを振り返っての撮影。晴天に恵まれ、お花畑に囲まれながら進むが、硫黄岳第二火口付近で、景色が一変する。人一人分の幅しかない尾根を進まなければならず、両側は踏み外したら止まりそうもない斜面であった。まさに極楽から、地獄への変化をみせる。おまけに岩の表面が風化しており、触るとボロボロ崩れるのであった。わたしの人生の中でいちばん怖い思いをしたのがこの時をおいて他にない。風があまり吹いてなくて本当に良かったと思う。硫黄山には登頂計画を立てていたが、ここまで来ると体力的にかなりきつくなっており、硫黄山の登頂は断念し、下山となったのである。それにしても、20代のころはよくこんなに体力があったものだと思う。自分も40代後半となり、もうこんな冒険はできないのだと思う。

  2018.12.23

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  利尻山　登山

  天気がよければ、宗谷本線の車窓から眺めることのできる利尻山にかつて登頂したことがある。2007年5月、列車内から撮影医者になって4年目の2000年夏のことである。夏季休暇を利用して自由の身になった私は、原付バイクで稚内まで走る。行程は以下の通り。1日目の夜22時ころ。原付バイクで栃木を出発、新潟港を目指す。道のりは約250キロ。原付バイクなので、高速は当然走行できない。概ね最短となるルートは国道121号線（会津西街道）で今市から会津若松へ抜けるルートで、国道49号線で阿賀野川沿いに新潟まで出る。鉄道でのルートに言い換えると、東武日光線で下今市まで、その後東武、野岩鉄道、会津鉄道と乗り継いだあと、会津若松で磐越西線に乗り換えとなる。翌朝、10時半ころ出港するフェリーのチェックインに間に合うように8時くらいまでには到着するよう十分に時間の余裕をもって出かけたのであるが、いちばんの問題は、時間ではなくガス欠の問題である。当時乗っていたスパーカブの燃料タンクは4リットル入り、おおよそ１Lで60キロ走行できるというデータはとっていた。したがって、満タン給油しても1回はガソリンスタンドによらなければならない。夜中の山間部に24時間のスタンドは期待できない。一か八かだが、途中給油は無事にできたのであった。2日目の朝、新潟港を出港したフェリーは、3日目の早朝4時半ころに小樽港に着岸する。一晩中原付バイクで走ったあとは疲労するが、フェリーの２等船室はそんな夜行のけだるさをとるにはうってつけで、ずっとゴロゴロしていた。３日目、早朝４時半ころに小樽港に着岸したあとは、そのまま日本海に沿って北上するルートを選択。道中、羽幌線の廃線跡を探索しながら、稚内には昼ころまでに到着したはずである。羽幌線の廃線跡のトンネル。当時は、コンクリート橋もまだ残っていた。原付で稚内まで行くのがいかに時間のかかることかがわかる。原付バイクを利尻島行きのフェリーに乗せるのはお金がかかるので、稚内港近くのライダー用のバイク預かり所に託し、ツリーングテントとリュックで、フェリーで利尻島、鴛泊港へと向かった。利尻岳の標高は1721ｍ。登山客が登頂できるのは、1719ｍの北峰である。麓には利尻富士温泉があり、休息した後、北麓のキャンプ場で野営し、早朝4時ころ、出発。はじめの休憩が4時48分ころ。だんだんと標高が上がってくる。目指す山頂は、ガスで曇っている。山頂で撮影。下界は何も見えなかった。（続く）

  2018.12.16

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• 外部電源喪失への備え

  2018年の台風21号と、9月6日北海道地方を襲った地震により、関西地方、北海道では広域に停電が生じた。災害時における医療機関での医療機器に対する電力の確保は、重要課題の一つである。当院にも、診療時間帯は様々な医療機器が、電子カルテシステムは昼夜を問わず常時電力を使用している。外部電源喪失（停電）に対する当院の備えは、サーバーや、手術顕微鏡・手術装置にUPSをつなげるなど、最小限の対策はとっているものの、外部電源喪失が長期化した場合、命を預かるような、人工呼吸器やシリンジポンプなど当院（診療所）ではは使用していないので、病院のような備えは必要ないが、冷蔵庫にある薬品類がだめになるなどの被害が想定される。そこで、エコカーと呼ばれる、ハイブリッドカーや電気自動車の中には交流100Vの外部給電が可能なものがあり、非常時の電源としての活用に着目されている。今年の6月の日本医師会雑誌に掲載された、沖縄の先生方の論文（日医雑誌　台147巻・第3号）によると、出力波形にはわずかにノイズがあるものの、人工呼吸器を含めた医療機器は正常に動作したとのこと。実験に使用された車は、４車種５台　すべて1500Wの給電可能１．トヨタプリウスPHV　　　　　ヴィークルパワーコネクターが必要２．日産リーフ　　　　　　　　　リーフto 100Vが必要３．日産　e-NV200（商用車）　　室内コンセントから可能４．三菱　アウトランダーPHEV　室内コンセントから可能注意が必要な点が２つあり、電気自動車である２以外は、EV給電からHV給電に切り替わるときに給電が停止する。また、出力機器を増やすと、公称1500Wで出力可能でも、電源投入時などの過電流により、過負荷ランプが点灯し給電不可能になる事があるということ。給電可能時間は、当然出力電力によって変わるが、リーフはフル充電315Wで、推定約80時間、1.は　定格出力998Wでガソリンが無くなるまで推定121時間稼働できるであろうとのこと。これらを総合すると、停電からの復旧時間が何時間かによるが、災害時の電力供給の実用性が十分に確保されており、今度車を買うときは、外部給電可能な車種にしたいと考えている。ちなみに、外部給電可能な車種は、ネットで検索するとすぐ出てくるので、ここには転載しないこととする。

  2018.09.07

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  ひまわり

  ことしは梅雨が6月にあけ、7月は連日猛暑続きであった。人間の体にはこたえるが、クリニック脇の畑のひまわりは元気いっぱいに花を咲かせている。手前の葉っぱは、横幅が40センチ位縦が60センチ位はあり、びっくりするくらいの大きさと高さに生長している。

  2018.08.04

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• 震災から7年

  　2011年3月11日は、多くの人々にとって記憶に刻まれる日となった。私自身、当時自治医科大学の眼科医局に勤務していた。その日も、午前中に網膜硝子体外来を終え、慌ただしく医局にいき弁当をかきこみながら、手術の決まった患者さんのリストを更新し、午後からの手術に向かった。午後1件目の手術は、私自身の執刀ではないが、水晶体脱臼に対する、計画的水晶体嚢内摘出+眼内レンズ逢着というやや複雑な手術の助手を務めていた。この手術が無事に終わり、創部に眼軟膏を塗布して、眼帯をあて患者さんの入れ替えをしようとしたとき、その瞬間を迎えることとなる。　長めの縦揺れが続いたその後に、大きな横揺れに襲われると同時に手術器械のアキュラスが手術室の床を大きく這い、今回の地震がただごとではないことを実感する。目前にはまだ手術を終えたばかりの患者さんがおり、かなり取り乱した様子であったが、ここは手術室で安全なので、落ち着くように指示した。災害時の拠点病院に指定される大学病院の中央手術室。未曾有の災害時にわたしは、いちばん安全なところで遭遇することになったのである。　中央手術室は停電はなく、空調もいつもどおりまわっていたが、予定されていた本日の手術は中止、執刀中の手術は続行の方針が伝えられる。災害時なのでエレベーターが使えなくなり、患者さんは執刀医が8階の眼科病棟までおんぶで送り届けたのであった。さあこれから、多発外傷者が、続々と病院に運び込まれるのではないか、そんな予感がした。いつ帰れるかわからない、当直のときみたいにとりあえず夕食を確保しよう、と売店にむかうと、同じことを考えたらしい多くの病院職員のため、棚はすでに空っぽであった。病棟で情報収集のためテレビをつけながら残務整理、来週の予定手術どうなるのか、考えているうちに、上司から帰宅指示がでたため、帰路についた。　国道4号線はところどころ街の明かりと共に信号の灯火が消えており、大渋滞であった。わたしは当時からスーパーカブで通勤していたので、渋滞する車列をすり抜け、とことどころブロックが崩れている箇所を避けながら、1時間ほどで、自宅にたどり着くことになり、家族の無事を確認したのであった。

  2018.03.11

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  シェーンブルン宮殿

  パプスブルク家の夏の離宮として利用されてきた、シェーンブルン宮殿。名前の由来は、美しい（schön）泉（Brunn）であり、神聖ローマ帝国の時代にまで遡る。第一次世界大戦後、オーストリア＝ハンガリー帝国が滅亡し、共和制に移行、以後宮殿は市民に開放され、世界中から観光客が訪れる。宮殿には1441の部屋があり、その一部はアパートとして、賃貸することも可能だ。このことは、世界ふしぎ発見などのテレビ番組でもしばしばとりあげられている。2014年からは宿泊も可能とのこと。建物内は撮影禁止のため、建物外観のみ。

  2018.01.23

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• まもなく開業１周年

  おかげさまで、開院からまもなく１年。知り合いの開業医の奥様の話によると、開業して２，３年は（業務に忙殺され）ほとんど記憶がないとの由。この意味がしみじみ実感できる１年であった。さすがに記憶をなくしてしまうわけにはいかないので雑感として記憶ではなく記録にとどめておきたいと思う。院長の業務内容は多岐にわたる。以下、業務の内容を書き出し、改善点を洗い出す。〈診療業務〉勤務医のときは（大学病院に勤務していた時期を除いて）、診療のみに集中できた。院長自らが、診療に集中できる環境やシステムづくり、一朝一夕には確立できないことはわかっていても、なかなかうまくいかない、私でなくてもできることはスタッフにまかせるなど、対策を急ぐ。〈会計業務〉スタッフの給料計算、日々の売上の入金・記帳、取引先への振込、レセプト提出など。労災のレセプト提出は平日のみ。電子申請にするほど労災レセプトの件数はないのでペイしない。他の開業医では、お金にまつわる雑務は院長の奥様などが担当されていることが多いようだが、あいにく当院は、妻が同業なので、当面協力を得るのは無理。なるべく、金融機関に出向かないで済むようにしたいというこちらの意向とは無関係に紙の振込用紙が送られてくること多々あり。〈備品・消耗品の購入〉現行、医薬品はスタッフに必要なものを書き出してもらい、必要数を私が指示、スタッフが発注。医薬品以外の備品は、スタッフに必要なものを書き出してもらうまでは同じだが、誤発注がこわいので、１年は院長自身がやってきたがそろそろ、スタッフにまかせて良いだろう。〈人事・労務管理〉病欠のため長期欠勤のスタッフが出たことは想定外。スタッフはひとり休んでも業務がまわるよう計画していたのだが、毎日ひとり休んだ状態なのに、欠員ではないから新規に採用募集できない状態。八方塞がりである。〈清掃・環境保全〉院内の、ゴミやほこりがたまりやすいところはだいたい把握。清掃も効率的に行うことで、少ない資源投入のみで最大の効果を得ることができる。続きはまた時間のあるときに。

  2018.01.08

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  夏季休診

  一般の病院に勤務していたときは、いわゆるお盆休みはなかった。現在も大学病院などではカレンダー通りの診療が行われている。開業してからは、職員が一斉に休暇を取得するために、また取引先も休みに入ることが多いため、休診としている。開業1年目は8月11日山の日から15日まで、休診とした。どこに行っても混雑する時期なのに外は雨なので、写真の整理でもしておく。機関車トーマス　大井川鉄道で2015年9月21日撮影

  2017.08.15

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• パソコンのモニターを凝視する医者

  当院では、作業の効率化を重視し、開院時から電子カルテ採用している。ところが、医師向けのサイトなどを徘徊していると、患者さんからいちばん悪い印象を与えるのは、パソコンばっかり見て、患者さんの方を向いて話さないことだそう。ここで言い訳をさせてもらうと、今の電子カルテは、非常に仕様が複雑で、パソコンを凝視しないで、入力するのはほとんど不可能と言っていい。すべて話し終わってからだと、思い出しながらの作業で極めて効率が悪く、患者さんの待ち時間が飛躍的に増えてしまう。私自身は、大学病院に勤務中から、患者さんを少しでも長く待たせないように、診察の効率化を常に考えてきた。そのためのスキルのひとつが、患者さんとお話をしながら、話の内容とは全く異なる、診療録としての記載や処方、予約をとるなど、話を聞いて、なおかつ、振り向いて、相槌を打ちながら、ドキュメンテーションを行うこと、を身に着けたつもりだ。ところが、電子カルテでは、さらに高度なスキルが求められる。患者さんにお話をしながら、キーボードを操作しなくてはならない。PCの辞書がお利口さんならよいのだが、医学用語が多いだけに変換もおかしな誤りが多いので、頭に来ることが多い。（ちなみに辞書は、googleの辞書ツールを使用（オフラインでも利用可能、有料の辞書より、予測変換が優れている。他の辞書を凌駕している）。　開院当初の患者さんの数なら、なんとかなっていたが、最近はだんだん苦しくなってきた。そこで、メディカルクラークによる代行入力の登場ある。厚生労働省がお墨付きを与えている立派な役職だ。入力を代行させれば、患者さんと向き合える時間が確保できる。　開院当初から、カルテはクラークに入力させるつもりだったが、まずは自分で電子カルテの機能に熟知するのが重要と判断し、半年間は自分でやってきた。現在は職員に教えながら入力している。心のなかでは、こんなの自分でやったほうが速くて確実だとおもっても、我慢・我慢である。半年もたてば、みんな一人前に入力できるようになると、知り合いの開業医の先生は言うのだが・・。

  2017.07.25

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• google drive　秀逸なこと

  診療所の開設から半年たち、院内で管理しなくてはいけない文書が増えてきた。承諾書、説明書、労務管理に必要な書類など。多くは、ネット上でテンプレートが無償配布されているので、大いに利用させていただいているが、昔から使っている紙のコピーの承諾書や書籍からの抜粋など、PDFや紙媒体で利用してきたものは2次利用のための加工が大変だった。PDFをいったんwordなど編集可能なテキストに変換し2次利用することは、有料サービスとして以前からあるのは知っていた。ところがwebを徘徊中に、google driveに、とても便利な機能があるのを発見。google driveにアップロードしたPDFファイルを右クリックして、アプリで開くのなかからgoogle ドキュメントを開くだけで良い。また、文字におこしたときの誤変換率が、アドビの無料体験版とは比較にならないくらい少なく大いに利用したい。

  2017.07.18

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  熊本城

  熊本地震から、今日でちょうど1年。豊肥本線、南阿蘇鉄道の一部区間は未だに運休中であり、熊本城の石垣はくずれたままである。そんななか、自分がいままで取り集めてきた写真のなかに、熊本城の天守閣をおさめたものがあったので記録として残しておきたい。他にも、南阿蘇鉄道の第一白川橋梁の動画、スイッチバックで有名な立野駅の写真などがみつかった。豊肥本線は以前の記事以前の記事でも紹介したように、幾度となく自然災害による長期間の運休を余儀なくされている。2007年2月11日撮影。天守閣からの展望立野駅南阿蘇鉄道の終点、高森駅。

  2017.04.14

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  新潟で講演会

  午前中に外来診療を終えたあと、新潟市で開催される講演会に参加。宇都宮市から新潟市までの移動は、車なら冬季でなければ郡山まで北上して、磐越道で新潟へと向かうのがよい。しかし、今日は新幹線での移動のため、いったん大宮まで南下し、上越新幹線の利用。時間があれば、新幹線など利用しないで、磐越西線を利用し、阿賀川（阿賀野川）の流れを眺めながらといきたいところだが致し方ない。せっかく新潟に来たのだから明日は佐渡島にでもいって観光でもしようと思っていたのだが、妻の許可が下りず、チェックアウトの後はすぐに帰宅となりそう。以前、佐渡島を訪れたのが、2013年の６月30日。前日、国鉄魚沼線の廃線跡を探索したのち、翌朝一番のフェリーで島に渡り、路線バスで島内を一周、途中佐渡金山と、トキの森公園に立ち寄った。国鉄魚沼線　西小千谷駅跡本州は梅雨入りしていたが、北日本は抜けるような青空が広がっていた。島内をバスで1周。バスはほぼ貸切状態で、車窓には日本海の絶景が望めた。佐渡金山の道遊の割戸。金を採掘するために人力で掘られた穴。トキ　ビデオで取ったものを加工数々の思い出のある新潟。いまからちょうど30年前の1987年３月31日、日本国有鉄道最後の日、謝恩フリーきっぷ　を握りしめた中学二年生最後の日のわたしは、新潟発大阪行き急行きたぐにに乗るために新潟駅のホームに行列を作っていた。たまたまその列車には、同じ東海中学の同級生のM君が乗り合わせていた。携帯電話などの通信手段がないのにどうやって待ち合わせをしたのか全く記憶にないが、たしかに同級生と乗り合わせていた。M君は、武生まで。わたしは、米原まで。国鉄最後の夜行列車は全国各地とも大混雑で、いわゆる積み残しを生じてしまうため、急遽、定期列車の583系の急行きたぐにに続行する臨時の12系客車による臨時きたぐにが仕立てられわれわれは、続行便に乗車した。その思い出の急行きたぐにも北陸新幹線開業を待たずに2012年に定期運行を終了してしまった。新潟といえば、ほかにも栃木から3日かけて自転車で新潟フェリーターミナルに行き、北海道を目指したことなど数々の思い出いがいっぱいである。

  2017.03.04

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• 公共交通機関

  開業して2週間目は、1週目と違い比較的患者さんの数が少なく、患者さんとゆっくりお話をすることができた。当院の立地からほとんどの方が自家用車での来院と考えていたのだが実はそうではなかった。最寄りのバス停は300メートルほど北西にあるのだが、1日に利用できるバスの本数は限られている。しかしさらに西の通り（田原街道）まで徒歩で行けば、およそ700メートルで頻繁にバスの通るバス停にまで達する。患者さんの中にバスで来ましたと言う方がおられ、この時間に止まるバスはなかったはずだったかと思いどこのバスを利用したか聞いてみたところ、田原街道の岩戸西のバス停で降りられたようだ。このバス停を利用すると、まがることなくほぼ一直線で当院に達することがわかった。患者さんから教わったこのルートであれば、頻繁に運行されているバスの便が利用できることがわかった。早速ホームページに乗せてみたいと思う。済生会宇都宮病院までのバスはもっと頻繁に出ているのだが済生会宇都宮病院から当院までは1キロ以上あるので高齢者の場合散歩がてらといってもちょっと距離が長いようである。なので、宇都宮駅方面から来られる患者さんには、田原街道のバス停で降りるると紹介していきたいと思う。

  2017.01.24

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  東京で講演会

  昨日は、東京で製薬会社の主催する講演会があり、忘れないうちに大事と思われることをまとめておく。VEGFノックアウトマウス(VEGF欠損はヘテロ接合体でも胎児が生育しないので、ノックアウトマウスをどうやって作成するのかも述べられていたが、基礎に疎い私には少々難しかった)には、脈絡膜毛細血管板は形成されない。このため、現在主流となっている抗VEGFをヒトに長期に渡り投与し続けた場合、将来、網脈絡膜の地図状萎縮をきたす恐れがある。（現に報告されている）このため、研究をすすめているのが低酸素誘導因子（ていさんそゆうどういんし、英:Hypoxia Inducible Factor、HIF）。以下　wikipediaからの引用HIFによって発現制御を受ける遺伝子として赤血球の増殖促進に関与するエリスロポエチンが1995年に初めて発見され、続いて血管内皮増殖因子（VEGF）も血管新生や細胞増殖を制御に関与する遺伝子として発見された。引用ここまでHIFによる、VEGFの転写コントロールを解明し、生理的VEGF活性を妨げないような薬剤が開発される可能性があるとのこと。（たぶんもう開発中であろう）難しい話を聞いたあとは、リラックスしてたいもの。東京駅につくと、次に発車するやまびこ号は17両編成とのこと。たまには、E3系こまちの車両に乗ってみようと、前方へ移動。連結部分を撮ってみた。日陰なので、暗いところで露出を合わせなければいけないが、日曜の朝ということで子供たちがいたため、さっと撮影をすませることとした。東海道新幹線の車窓から富士山が見えることは知られており、私も何度も冬晴れに映える富士山を眺めたことがあるが、今日（12月11日）は、冬型の気圧配置が強まり関東平野は視界良好で、東北新幹線からも富士山がよく観察できた。上野ー大宮間の車窓から撮影

  2016.12.11

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  北関東黄斑研究会

  製薬会社主催の講演会に出席。金曜の夕方から開催されるので、いままでは勤務の都合でなかなか参加できなかったが、開業準備のため勤務がなく、参加することができた。pachychoriod neovasculopathyとchorinic CSCとの鑑別。治療法はPDTかVEGF阻害薬か。OCTアンギオでみた、BRVO,CRVOの黄斑虚血。RVOに対し、3+PRNか、1+PRNか。PCは併用するか。妊娠とCSC。タモキシフェンによると考えられるfoveal cavitation（またはdrug induced MH）わすれてしまうといけないので、メモとして記載。18日は、比較的暖かく良い天気だったので、会場の軽井沢プリンスホテルで、今年はじめての紅葉の記念写真を撮った。翌日は、雨。軽井沢のアウトレットがいつの間にか拡張されていてびっくりした。建物の外壁が、自分のクリニックのそれに似ていたのでもしかしたらと思い、写真撮影しておいた。軽井沢を訪れたときは、かつて草津まで延びていた草軽電気鉄道のことを忘れてはならない。旧軽井沢駅舎の前に保存されている機関車を記念撮影。往復とも、新幹線はあさま号に乗ったが、車両運用はE７系であった。

  2016.11.19

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• 緑内障学会参加

  ことしはパシフィコ横浜での開催。子供の世話は今日は妻に頼んである。開業にあたり様々な医療機器を購入する予定だが現物に触れる機会がなかなかないため、医療機器メーカーの方、卸の方と面会。昨年の臨床眼科学会ほど規模は大きくなかったので、器械のためだけに学会の登録料を払ったのがもったいなかったかもしれない。　見積もりに入ってはいないが興味を持ったものとして、ニデックのハンフリー視野検査の解析ソフト。NAVISがすでにはいっていれば、ソフトを購入するだけで利用でき、ビーラインがすでに出しているハンフリーの解析ソフトと同等の機能を備えており、なおかつ、NAVISとの連携により、同日撮影した、眼底写真とOCT画像を同時に確認できる、つまり機能の異常と構造の異常が同時に確認できるところが良かった。ZEISSも解析ソフトを扱っていたが、今回OCTはNIDEK社なので、見送った。OCTアンギオは、NIDEKの場合、ハードのファームウエア更新と、診察室のビューワソフト（3台まで）の構成で機能拡張できるとのこと。学会で提示してあった画像があまりにきれいだったので欲しくなったが、技術革新が速そうなので、今回は見送り。ZEISSのハンフリーは850のモデルで決定。下位モデルでは、簡易的な動的検査（身体障害の診断書作成時に必要）がオプションになるそう。ゴールドマン視野検査も購入するので、いらない機能かとも思ったが、下位モデルとの価格差が数十万ということなので今回は850に決定。コーワのハンドスリットは光源がLEDになり、充電は従来の電池パックではなく、普通のニッケル水素電池に変更になったとのこと。東日本大震災のときに、従来の電池パックだと使えなくなり苦情が多く出たとのこと。また、コンタクトレンズの取扱について、業者さんと面会の段取りをした。話は変わるが、今回横浜に出るのにJR東日本の上野東京ラインを利用してみた。宇都宮から横浜に行く場合、最速は新幹線と東海道線利用で約90分であるが、子連れなどで乗り換えの煩わしさを避けたい場合など、大いに利用価値ありと評価した。しょっちゅう鉄道に乗っていると自負しているものの、なかなか利用する機会がなく、2015年3月の開通から1年半たってようやく乗車が実現した。

  2016.09.18

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  子連れで海外の学会参加 コペンハーゲン動物園

  2016年9月13日、前日は乗り間違えたりして混乱した国鉄からメトロへの乗り換えにも慣れ、迷うことなく学会会場に到着。雲一つない晴れであった。デンマーク地下鉄は、日本のようにメトロと呼ばれているが、日本と違い、車両が3両編成と非常に短い。運転席がなく、無人運転されているので、空いていれば地下を走る鉄道の前面風景を眺めるという、日本の地下鉄では（安全のため遮光幕が下ろされている）絶対にできない体験ができる。市内中心部を地下区間で抜けると、地上を走行する。全駅のホームに安全柵が設けられている。　学会会場の最寄り駅　Bella Center 駅で撮影駅から、徒歩5分ほどで会場である。会場内は、たぶん撮影禁止だと思うが、そとから撮影するとこんな感じ。ちょうど、フェムトセカンドレーザー手術（白内障・角膜移植）のシンポジウムが開かれていたので拝聴した。学会では、新しい機械（術中OCTやOCTアンギオ）、APXと呼ばれる新型の瞳孔拡張器、毛様体扁平部に固定するカプセルアンカーなどが印象に残った。多焦点眼内レンズや調節つき眼内レンズは、光学的に次々と改良されており今の常識が数年先には通用しなくなっているのかもしれないと感じた。午前中のセッションが終わると、会場からバスで、子どもたちが遊んでいる動物園へ移動。バスは、市内の基幹となる路線は数字とアルファベットの組み合わせで大きくバス停に表示されているので、見知らぬ異国の地でも迷うことなく乗ることができた。会場から動物園まではバスの乗り換え無しで行けた。バスの中から撮影。バス専用レーンを走っている15分ほどで、動物園に到着。園内では、子供たちに抱っこをせがまれ、とても疲れたホッキョクグマ、トラの写真。。NHKの子供番組にでてくる歌のアルパカ、パカ、パカ、ちょっとオカピー、のオカピー。妻いわく日本の動物園ではいままで見たことないとのことで、撮影。なんで、せっかく北欧までやってきて動物園に行ってるのか疑問に感じるが子供連れなので致し方ない。とほほである。

  2016.09.14

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  子連れで海外の学会参加　その６

  今回の学会参加で純粋な意味で観光に当てた時間はたったの1時間半のみである。子どもたちの面倒を、子守役に完全に預け、せっかくデンマークに来たのだからと、妻と２人で人魚姫の像の見学がてら散歩した。デンマークは緯度が高いので、夕方かなり日が傾いたなと思った太陽がなかなか沈まない。　2016年9月13日、午後6時ころ、ホテルを抜け出し、列車とバスで人魚姫の像を見学。学会会場で配布されるコングレバッグは、いままでどの学会よりも洒落たデザインであった。そこにあしらえてある風景はデンマークを代表する観光地ニューハウンの町並みであった。わたしは、実際にそこにいってみたくなった。こんな感じのバック実際の風景はこちら、バッグのイラストと全く同じである。

  2016.09.13

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  子連れでの海外の学会参加　チボリ公園

  世界最古の遊園地であるチボリ公園は、コペンハーゲン中央駅の裏に隣接している。入場料は8歳以上100DKK。コペンハーゲンカードを購入したので、そのまま入場。園内のアトラクションは別料金である。まだ子供が小さいため、観覧車とメリーゴーランドしかのらなかったが、絶叫マシンもあり、好きな人は楽しめそう。だだし、物価高のデンマークにあって、1回アトラクションに乗るのに、1枚50DKKのカードが１～３枚必要だったので予算オーバーに注意が必要。3歳の長男は、無料のキッズコーナーで、難破船の遊具でしきりに遊んでいた。夕方時間が遅くなったので、まだ遊びたいと泣きじゃくるのを無理やりホテルまで連れ去った。

  2016.09.12

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  子連れで海外の学会参加　その5

  2016年9月11日、ホテルレゴランドをチェックアウトする。コペンハーゲンに向かう飛行機は午後の3時台であったので、ホテルにスーツケースを預け、ホテルレゴランド近くのLalandiaというショッピングモールに向かう。徒歩10分位。　食事と買物をして、ホテルに戻る。片言の英語でフロントの方に、タクシーを呼んでもらい、ビルン空港に向かい、飛行機にて夕方コペンハーゲン到着。　人混みをかき分け進んだ左手にインフォメーションカウンターがあり、こちらで、72時間用のコペンハーゲンカードを購入。　空港とデンマーク国鉄は隣接しており、ターミナルから乗り場へと進む。ヨーロッパの鉄道は日本と違い改札がないため、空港の通路から階段を降りるとそこがいきなりホームなのでびっくりする。しかも、右側通行のため、思いがけない方向から電車がやってくるので乗り間違いに注意が必要だ。間違えると、隣国のスウェーデンにいってしまう。　　目的地は、コペンハーゲン中央駅である。デンマークを代表する駅なので、迷わず列車に乗ることができた。約15分で、コペンハーゲン中央駅到着。　電車は、野生動物との衝突をかんがえ、ソフトな先頭形状となっている。それにしても、写真でわかるように、電光掲示板の位置が高くしかも字が小さいので、内容を読み取るのが大変であった。軌間は標準軌で、日本の新幹線と同じレール幅である。また車体形状が丸型でふくらみをおびており、車内は広くとても余裕がある。自転車も持ち込み可能である。当然、ベビーカーもたたまず持ち込み可能。コペンハーゲン中央駅　

  2016.09.11

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  子連れでの海外の学会参加　その4

  2016年9月9日、天気は晴れ、レゴランドの入場券は、予め日本でオンラインで購入可能。1週間前までなら約15％のディスカウントで購入可能。メールで送られるPDFを予め印刷しておくと、直接バーコードリーダーにかざすことで入場可能となる。おとなの2日券で、424DKK。1DKK約16円として、約7000円也。園内には、LEGOでできた様々なオブジェがある。たとえば、こちら建物や、飛行場、ニューハウンの町並みなど無理すれば、1日で回りきれるくらいのアトラクションであったが、土産物の購入などしたかったため、翌日の10日も、園内をわまった。子どもたちは、大喜びであった。なお、園内のだいたいのところで、無料のWi-Fiがつながったので、日本からもってきたレンタルWi-Fiの出番はあまりなかった。また、園内にはchild care center があり、なんと無料でおむつを持ち帰ることができた。日本で、トイレにトイレットペーパーが備え付けられているのと同じ感覚なのだろうか、各自必要量だけ使うシステムのよう。ホテルレゴランドも同様であった。乞食みたいなことはしたくないが、3歳の息子と、1歳の娘用に、サイズがあい、デザインのよいものを妻が少しだけ持ち帰った。それがこちら

  2016.09.10

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  子連れで海外の学会参加　その３

  2016年のESCRSに子連れで参加しようという企画の第3回。　我が家の家族と、子守の2人の6人をのせたスカンジナビア航空機は、9月8日の午後、定刻より30分ほど早着してコペンハーゲン空港に着いた。  途中の機内では、コーヒーを飲んでいたとき、左側の座席に座っていた娘（1歳）に気をとられ、紙コップいっぱいのコーヒーを、自分の足と股間にこぼしてしまった。まだ熱かったのだがやけどはしなかったが、ジャケットとスボン、パンツ、座席を汚してしまった。毎日数多くの航空機が世界中の空を飛び交っているが、このように機内サービスの飲料を座席にこぼしてしまう例は無いのだろうか？いままで幾度と無く飛行機を利用しているが、こぼした乗客は見たことがない。　とにかく、着替えは預けた荷物の中なので、自然に乾くのを待つしかなかった。トイレで、ティッシュを水で濡らし、ジャケットのシミ抜きを試みた。　しかし、こぼしたのがコーヒーのため、茶色いシミが、おもらしをした子供のようにくっきり残ってしまった。子供の面倒をみるというのは、どうしても注意が散漫になるので注意されたし。　ただ、妻にいわせると、コーヒーを飲みながらなど、いわゆる“ながら育児”のせいだといわれる。　さて、学会自体はコペンハーゲンで開催されるが子どもたちのために2014年に世界最大の玩具メーカーとなったレゴの発祥地である本場のレゴランドを訪問する計画だ。　このため、コペンハーゲン空港でデンマークの国内線に乗り換えとなる。股間に茶色いしみのある私は、国内線乗り継ぎのセキュリティチェックで何度も体をチェックされた。トホホである。　日本を発つ前から、国際線から、現地の国内線に乗り換える場合、いったい預けた荷物の通関手続きはどうするのだろうという疑問があった。乗り継ぎ時間に余裕があれば問題ないのだが、今回の乗り継ぎ時間は90分。一人であればなんでもないが、子連れでは時間がかかってしまう。もし通関手続きに時間がかかったり、ターミナルが遠く離れたりしていては、と心配していたが、結論から言うと、預けた荷物は、コペンハーゲン空港では引き取らず、スルーで最終目的地のビルンでのみ引き取った。　また、空港は改装により国内線も国際線も同じ第3ターミナルからの発着で、乗り換えの距離はわずかであった。　あと、EU諸国では、パスポートの提示無しで国境を自由に超えられるので、デンマークの国内線も、EU諸国への国際線も同じターミナルから発着しており、日本からきたわたしには驚きであった。　コペンハーゲン空港で、レゴランドの街ビルン（Billund）行きに乗り換える。　機材は、日本でもローカル輸送に使用されているプロペラ機である。50分ほどでビルン空港に到着し、タクシーで移動。ネット上では、送迎バスによる移動をされたかたの記事があるが、現在は送迎はやっておらず、残念である。ビルン空港のターミナルが移動する前は、ターミナルから少し歩けば、レゴランドがあったのだが、現在ターミナルがレゴランドの反対に移動しているため、歩けなくはないが、4キロほどあり、スーツケースを傷めてしまいそう。　そんなこんなで、夕方19時ころ、レゴランドホテルに到着。緯度が高く、サマータイム実施中のデンマークはまだ明るく、明るいうちにホテルレゴランドにチェックインすることができた。ホテルレゴランド内には、LEGOでできたさまざまなオブジェがあり、とくに気に入ったのが、トイレの表示。車いすの身障者マークである。部屋は、大きなベッド1台と、2段ベッド2台、合計6人が泊まれる部屋。ホテルの予約サイトには、ダブルサイズベッド2台と、エクストラベッドと書いてあったので思ったより狭く、またヨーロッパのホテルによくあるが、浴槽がなくシャワーブースだけだったのが少々残念。部屋はこんな感じ

  2016.09.09

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• 子連れで海外の学会参加 その2

  ESCRS参加のため、デンマークに向かう当日を迎えた。前日に発生した台風13号が、本州の南の海上を関東方面に進んでいたが発達することなく、午前3時ころ温帯低気圧に変わった。 　台風で飛行機が欠航になるとスケジュールの見直し等で旅程が厳しくなるので、夜中も気が気でなく何度もスマホで気象情報をチェックした。そのため、寝不足である。　起床は、午前4時半。子どもたちもなんとか目を覚ましてくれ、午前6時、妻と二人の子供を連れ、成田空港に向けて車を進める。   栃木県内はまだ雨だったが、茨城県に入るころ雨は止み、青空が顔を出した。最近、圏央道が、延伸され南関東道と接続したため、成田空港まで東京を経由しないで成田空港に行けるようになった。約2時間で成田空港に到着。　駐車場はイエローパーキングさんを利用した。　成田では、今回の学会で子守役を引き受けてくれた、妻の母、私の妹が合流。　スカンジナビア航空、コペンハーゲン行きは、第一ターミナルの南ウイングからの出発。事前に申し込んでおいたレンタルWi-Fiを引き取りに行く。今回利用した会社はグローバルWi-Fiさん。　国外に出るときは、iPhoneのデータローミングを停止し、機内モードとWi-Fiで利用する。さらに、レンタルWi-Fiでの通信量が大きくならないように、iPhoneのバックグラウンドでのバックアップやアプリの更新を停めておく。この設定は、グローバルWi-Fiさんから渡された案内にわかりやすく書いてあった。　　やはり、子どもたちを連れての行動は、注意力が散漫になるので、大変である。パスポートを見せる、搭乗券を出すとか、一つひとつの動作が、子どもと荷物で両手が塞がってしまいもどかしい。このことが、後に大きな失敗に繋がるのだが、長くなってきたので続きは次回とする。

  2016.09.08

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• 子連れで、海外の学会に参加 準備編

  今年のESCRSは、デンマークのコペンハーゲンで開催される。勤務医生活も、あと2〜3ヶ月となり、長期にわたり仕事を休んで、クリニックを空けることが当分できないだろうし、海外で新しい知見をいち早くゲットとすることもできなくなるだろうという、勤務先の院長の配慮で実現した。  今年の初めころ、ESCRSにいってくるので、よろしく、と妻に伝えると、開口一番、ひとりで行くんじゃないだろうねえ、との返答。   こちらの頭には、昨年の名古屋での臨床眼科学会のことがあたまをよぎった。昨年は当時2歳の長男と、生後半年の長女を連れて、学会に参加したが、もう二度と子どもなんか連れて行かないと、激しく後悔した記憶がよぎる。 動揺を隠しきれない私は、何故かじゃあ、家族みんなで、という不本意な返答をするしかなかった。これを逃すと、私はもうどこにも行けなくなるという、気持ちが大きかったのであろう。  あっというまに、月日が経ち、明日が出発日と迫った。

  2016.09.07

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  山陰本線　餘部鉄橋

  現在は、コンクリート橋に架け替えられてしまったが、日本海に面した風光明媚な地形にかかっていた鉄橋を渡るときはいつでも心が弾んだ。列車で鉄橋を渡ったのは何度かあったのだが、一度、地上から橋を眺めてみたいと思っていたわたしは、九州への道すがら2004年８月23日、車で余部鉄橋に立ち寄った。　車で現地にいってみて初めて分かるのだが、余部鉄橋がかけられている鎧ー余部間は、日本海に山が迫る地形的には大変険しい箇所である。余部駅にたどり着くには徒歩で長い急坂を登っていかなければならならず、駅につくと、あいにくの天気ではあったが、眼前に日本海の景色が広がった。　餘部駅が設置されるまでは、余部橋梁を徒歩で渡り、トンネルを抜けて鎧駅まで行かなければならなかったそうだ。もちろんいまではそんなことをしたらただじゃ済まされないのだが、昔の映像で徒歩で余部橋梁を渡っている人がいるなか、列車が通りすぎて行くのを見たことがある。餘部駅までの急坂から撮影した橋脚。地上から通過列車を見上げるとこのような感じとなる。1986年の余部鉄橋からの列車転落事故は、鉄道ファンにとって、忘れることのできない事件である。追記​列車で通過した時の動画​その後、新橋梁建設後に通った時の写真があったのでアップしておく2011年4月21日撮影

  2016.08.30

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  子連れで乗り鉄　その5

  子供ができると、どうしても子供のことが優先となり、自分の趣味に時間をとることが困難となる。今回は、営業中の鉄道路線ではなく、遊園地の豆汽車の記録。　東武動物公園は広大な敷地に東に遊園地、西に動物園という配置になっている。園内を東西に園内バスが走っているが、豆汽車を利用して移動することも可能。　子どもと妻を、豆汽車にのせて、途中の踏切で待ち伏せして撮影。動力は電気なので味気ないのだが、使われているレールが、森林鉄道につかわれているような細いレールである。親会社が東武鉄道だけに、どこかで使われていたレールではないかと想像が膨らむ。2014年3月19日撮影

  2016.08.29

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  三笠鉄道村

  6ヶ月の長男を、旭山動物園に連れて行ってあげるという口実のもと、ついでだからと、北海道の三笠鉄道村をおとずれてみた。2013年の夏のことである。　三笠鉄道村は鉄道ファンには改めて説明するまでもないが、この場をかりて解説しておくこととする。日本の鉄道が新橋と横浜間が開通したのが、1872年のことである。（ちょうど私の生まれた100年前）そのわずか10年後の1882年に、北の大地である北海道の小樽の手宮から幌内間が開通している。いうまでもなく、政府の富国強兵政策のもと、エネルギー資源として石炭の産出とその輸送に重点をおいたためである。この記念すべき北海道の最初の鉄道路線の終着駅の幌内駅が、時代の流れとともに炭鉱が閉山、国鉄路線が廃止となったあとに、鉄道記念公園として整備され、公開されているのである。　ちなみに、小樽側の手宮駅周辺も、鉄道博物館として整備されている。子供には、小樽の水族館に連れて行ってあげるといって、別の日に訪問している。（小樽の鉄道博物館の訪問は別の機会にまとめることとする）　三笠鉄道村内には、北海道の電化区間で活躍したED76型機関車が展示され、運転席に乗ることができた。2013年7月7日撮影　運転台の様子他にも、写真をたくさんとったので整理を兼ねて少しずつ、まとめることとする。

  2016.08.26

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  旧信越本線　碓氷第三橋梁（通称　めがね橋）

  関東から自動車で国道18号線の旧道を利用し、軽井沢方面へ向かうと、碓氷峠をアプト式で越えていた頃の鉄道の遺構に出会うことができる。長野新幹線が開通するまでは、複線化後の信越本線が、峠超え用の機関車とともに協調運転でこの難所に挑んでいた。　1997年長野新幹線が開業すると、信越本線の横川、軽井沢間が廃止。軽井沢以西の在来線はしなの鉄道へと移管されることになった。このころまでは、アプト時代の旧信越本線は特に管理がされるわけではなかった。しかし、長野新幹線の開通後は、これらの鉄道の遺構が貴重な産業遺産であるという見方がされ、徐々に整備されていたようだ。　写真は、2007年8月25日に撮影した、碓氷第三橋梁の写真。　明治時代、富国強兵政策のもと、突貫工事で建設されたレンガ造りのアーチ橋である。周囲の深い緑に溶け込んで建設されてから100年以上の歳月がたった今も美しい姿をとどめている。　なお、いまは、旧信越本線が遊歩道として整備され、橋梁の上を歩くことができる。　　旧信越本線を探訪ののち、車を松本方面にすすめ、安房峠を経由して、神岡方面へと向かった。神岡鉄道の廃線跡をめぐるためである。（つづく）

  2016.08.15

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  金魚すくい

  宇都宮の宮まつりで、3歳の長男が金魚すくいに挑戦。わたしの子供の頃は、もなかの皮に金属の持ち手を刺したものだったが、現在は紙のポイが主流。3歳の子供には難しいようで、ポイを沈め、金魚めざして動かしたところでポイは破れ、全く見せ場なくあっという間に終わった、と妻から聞かされた。　縁日の金魚は、すでに弱ってしまっていることが多いのだが、おまけに貰った体調3センチほどの赤い金魚は、今日も元気であった。

  2016.08.08

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  北海道らしい道

  　こどもができるまでは、夏になると暑いので、涼みをかねて北海道の廃線跡の探索や、乗り鉄に出掛けていたが、今年は、二人の子供が小さく手がかかる時期のため、こうして空いた時間に写真の整理をしている。　北海道をバイクや車で運転していると、内地では決して体験することができない風景に遭遇する。幾つか写真があったので、記録しておく。まずは、定番から。サロベツ原野を南北に貫くオロロンライン。　2009年9月22日撮影道東の街、斜里から根室標津方面へ貫く国道244号線　　2009年9月23日撮影

  2016.07.25

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  真岡　花火大会

  　今日は真岡市で花火大会があったので、妻と、3歳の長男、1歳の長女とともに出かける。子連れの花火見物は、いかに混雑を避けるかが肝心。　車で市内中心部まで乗り入れると、混雑から抜けるのにとても時間がかかるため、我が家では真岡鉄道を利用してでかけた。最近の、ローカル線の駅には利用者のための駐車場が整備されていることが多く、（パークアンドライド、敷地は昔の貨物のホームやヤードを利用していることがおおい）宇都宮市内から七井駅までは車、そのあと真岡鉄道に乗り換え、真岡へと向かった。　栃木県内で規模の大きい小山や足利の花火大会に比べると物足りない気がするが、小さい子供連れにはおすすめ。

  2016.07.23

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  雪の回廊

  　暑いので、涼しくなりそうな話。日本各地を、車やバイクで訪れ、良かったと思う雪の回廊の紹介。その1豪雪地帯として知られる青森県酸ヶ湯に向かう国道103号線（だったと思う）訪問は2009年4月5日その２国道292号線　渋峠　国道最高地点を通るルート。関東からは、草津温泉を目指し、更に長野方面へ向かう。峠を越えると志賀高原である。2009年4月26日撮影その３　立山黒部アルペンルート　室堂付近自家用車の乗り入れは禁止されており、ツアーで訪問。写真のバスの高さと比較するといかに積雪が多いかよくわかる。高さは11ｍあった。　2011年5月4日撮影

  2016.07.10

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  学会での寄り道　その３

  　2014年の神戸の学会の際の寄り道。　秋の学会シーズンは、秋の紅葉と重なることが多い。神戸で開催の臨床眼科学会期間中、京都の宇治まで足を運び、紅葉のなかの平等院鳳凰堂にいってきた。小学校6年生の修学旅行以来30年ぶりの平等院鳳凰堂であった。建物自体は、綺麗に改装されていた。平日の比較的朝早くの混雑しない時間帯にでかけたつもりだったが、境内は、多くの中国人で溢れかえっていた。人が写り込まないように建物の写真を取るのに一苦労であった。小学校の時のことは残念ながら、あまり覚えていないが、ほとんどの観光客は日本人だったと思う。ほり眼科クリニックホームページはこちら

  2016.07.08

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• IPv6

  自宅の光回線は、いままでNTT東日本のフレッツ光で、プロバイダーにYahooBBを利用していた。昨年、NTTの光ファイバー網が開放され、他社のサービスへの転用が可能になった。普段、携帯電話にソフトバンクのiPhoneを利用しているのため、携帯電話代の節約のために、ソフトバンク光を申し込んだ。NTT東日本のいわゆる2年縛りの最終日にあたる5月31日に、転用申し込みするとともに、ソフトバンク光を申し込んだ。　NTT東日本の契約はフレッツ光ネクストという下り200Mbpsのサービス利用で、実際の回線速度は夜間以外は40Mbps程度でそこそこ満足していたが、夜間、特に平日は回線混雑のためか、5Mbps程度に速度低下が起きていた。近所に、ヘビーユーザーがいるか、プロバイダーの問題であろうと考えていた。ところが、6月17日から、新しいサービス（ソフトバンク光）が始まると、夜間の速度低下がなく、1日中ほぼ100Mbps弱の回線速度が出るようになった。　調べてみると、送られてきた光BBユニットはIPv6に対応しており、従来のIPv4で使用していない帯域を使用できるとのことらしい。細かい技術的なことは私にはよくわからないが、とにかく、自宅の光回線の使用料が安くなった上に、回線速度が速くなったので、とてもありがたいと思っている。ソフトバンク光はネットで調べてみるとあまり評判がよろしくないし、契約やサービスもかなり複雑なので、サポートが無くてもなんとかなる人にとってはいいのかもしれない。ただ、みんながソフトバンク光に流れると、自分の回線が遅くなりそうなので、なるべく黙っていたい。

  2016.06.20

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  コロプラ

  私は、スマホや携帯電話でゲームをすることは基本的にはないのだが、唯一の例外としてコロプラには静かにハマっている。このゲームとの出会いは、数年前だろうか。妻がどこかに出かけるたびに携帯でコソコソやってるので、気になり聞いてみたのがきっかけ。ルールは簡単で、携帯やスマホのＧＰＳ機能を利用して、決められたエリア内に実際に行くことによってスタンプが得られるという、子供のスタンプラリーの全国版ようなもの。47都道府県ごとに細かく748のエリアに分けられており、2016年5月現在、733のスタンプを集めた。これはかなり多いほうではないかと思う。少年のころから国鉄完乗を目指していた私にはうってつけのゲームであった。未取得の地域は東京都　　伊豆諸島　　行ったことなし　　　　　小笠原諸島　行ってみたい石川県　　珠洲　輪島　2004年行ったことはあり岡山県　　井原　　　　井原鉄道に乗ったことあり　　　　　総社　　　　吉備線に乗った　　　　　高梁　　　　伯備線に乗ったの何回もあり広島県　　尾道因島　　離島なので行ったことなし　　　　　呉・江田島　呉線に乗ったことあり　　　　　府中　　　　福塩線に乗ったことあり長崎県　　壱岐・対馬　行ってみたい　　　　　五島　　　　行ってみたい鹿児島県　西之表　　屋久島に行ったことあり　2005年　　　　　奄美　　　行ってみたい沖縄県　　宮古島　　　行ってみたいあと15スタンプであるが、国鉄の完乗と同様に、日本の周辺、特に離島地域がのこるため費用も時間もかさんでしまうのが難点であるが機会があるごとに、スタンプを取得していきたい。　

  2016.05.11

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• Linux

  自宅で何年か前使用していたＮＡＳ（BUFFALO社製　LS-XH1.5TL）が壊れたままデータを救出できずにいたのだが、今日は少し時間があったのでデータを取り出すことができるかやってみたので、忘れないうちに記録しておく。そもそも、ＰＣのＨＤＤやマザーボードの物理的破損に備え、大事なデータは、ＰＣ本体のＨＤＤ、外付けＨＤＤ、ＮＡＳまたはクラウドサービスなど複数の媒体にまめにバックアップしていたのでデータの滅失はなかったのだが、かなめのＮＡＳの方が先に壊れてしまうとは想定外だった。まずLS-XH1.5TLの分解の仕方ＨＤＤのみ取り出して、3.5インチ hddケース SATA対応につなげ、windows PCに接続してみると、ＨＤＤは認識できたのだが、フォーマットしますかとのメッセージがでてしまう。調べてみると、ＮＡＳのシステムはLinuxで動いているためＨＤＤは認識されるのだが、ファイルを見ることができないとのこと。さらに調べてみると、LinuxのインストールはＵＳＢフラッシュメモリーで割と簡単にできるとのことだったので、意を決して、Ubuntuのダウンロードサイトから、私の場合、バージョン 14.04 のISOイメージをダウンロード。windows用のUnetbootinをダウンロードし、ＵＳＢドライブにISOファイルを焼く。その後、windows10の場合、BIOS画面を立ち上げる方法が変わっていて、shiftキーを押しながら再起動した画面からはいる。BIOSでbootの優先をＵＳＢドライブに指定し、try Ubuntuを選択。（ここ大事）そしたら、わりと簡単にLinuxでbootできた。この状態から先ほど取り出したhddを取り付けたところ、ようやくファイルの中身を見ることができた。あとはＰＣの別のドライブに移動ないしコピーして終了。windows10であらためてbootしなおし、正しくファイルがコピーされているか確認して終了した。

  2016.04.30

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