|
カテゴリ:維持・修繕
イダケンにブログにお越しいただき有難うございます。
建物外周に足場を架けた大規模修繕工事はおおむね10-15年周期で行います。 この周期が長くなると、資金計画が有利になり、組合員の負担を少なからず圧縮することが可能です。 周期を長くするために、大規模修繕の中間期(大規模修繕の屋上以外の保証が切れた後の大規模修繕から6-7年後が理想)に、不具合個所が少ないうちに手直しして延命措置をすることが考えられます。 中間期工事をすることで ・大規模修繕の周期を長くできる。 ・次回大規模修繕では不具合個所が少なく、低予算で修繕を済ますことできる。 こんなメリットがあります。 先月築約20年、約120戸のマンションで、中間期工事(鉄部塗装と防水の一部補修)を実施しました。 当初管理会社の提示予算は約650万円でした。 組合の依頼によりイダケン・マジックによる見直しを行いました。 ・工事範囲・仕様の見直し 約650万円⇒約350万円 ・相見積による競争原理導入 約350万円⇒約200万円 総会で予算承認した金額(管理会社提示額)の3分の1で工事を実施することができました。 工事範囲・仕様については、専門委員会が現地を確認し、イダケンのアドバイスをもとに絞り込み、 相見積の業者も組合からも何社から推薦し、5社から見積もりを取得しました。 発注する業者は、組合にとって初めての業者でしたが、工事監理を外注することにより、クオリティーを確保した工事が実現できました。 大規模修繕や、給排水管改修等の高額工事時には修繕委員会を結成し、コスト圧縮に尽力しますが、それ以外の時期は、大規模修繕等以外は管理会社お任せで工事を進めるマンションが多いような気がします。 塵も積もれば山となるで、普段からコスト管理をしっかりする意識づけが大切です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.03 07:40:07
[維持・修繕] カテゴリの最新記事
|