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相田みつをさんのご長男、相田一人さんの講演を聴きました。
6月に心筋梗塞で手術をされ、復帰後初の講演だったそうです。 場所は安来節演芸館。 どじょうがさ 金魚のまね することねん だよなあ の「どじょう」で有名な安来(やすぎ)です。 「道」という作品を、映像で見ながら、みつをさんの声で、講演の最初と最後に 鑑賞しました。 字がいっしょでないと伝わるものが半減してしまいますが.....。 道 長い人生にはなあ どんなに避けようとしても どうしても通らなければ ならぬ道というものが あるんだな そんなときはその道を 黙って歩くことだな 愚痴や弱音を 吐かないでな 黙って歩くんだよ ただ黙って 涙なんか見せちゃダメだぜ そしてなあ そのときなんだよ 人間としての いのちの根が ふかくなるのは 相田みつをさんについてよく誤解されていることは、作品が簡単にできたものだと 思われていることだそうです。実際は、みつをさんの字は書家としての腕前を高めた 上で到達した独自の字であり、何度も推敲を重ねた上に作品があるということでした。 また若い頃、勤務先の生協で使途不明金を追及しようとしたところ、暴力団に大怪我を 負わされ、その後は書で生計を立てようとするも、貧しい生活が続いたそうです。 「四弘誓願」(しぐせいがん)を好んで書いておられたそうです。 一人さんが思う代表作は(迷うところではあるが)... 「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」 香雲堂という栃木県足利市で一番売れているお菓子屋さんのしおりには... ひとつの事 でもなかなか 思うようには ならぬもの ですだから わたしはひとつ の事を一生 けんめいやって いるのです 香雲堂のご主人が「看板商品の『もなか』を宣伝していただいて」と喜んでいたとか。 (詩の中に「もなか」があったことにお気づきでしょうか?) 家は浄土宗だったそうですが、曹洞宗の『正法眼蔵』(しょうぼうげんぞう)を学ばれ、 そこから生まれた詩が、 そのときどう動く だそうです。 みつをさんは60歳で『にんげんだもの』が売れてから、日の目をみたそうで、なんだか 励まされる気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ひさしさん こんにちは
皆様お元気でいらっしゃいますか? 私は、ある人にすすめられたサプリを飲み始めたところ、すっかりよくなりました。今は抗がん剤も必要なく、健康であることのありがたみを感じています。 ではまた。 (2013年10月08日 09時04分01秒) |