カテゴリ:恵庭市
またまたやって来ました北海道恵庭市の道の駅、 “花ロード えにわ”さん。 平日の昼間なのに決して狭くない駐車場はほぼ 満杯!相変わらずの人気で年間百万人近く訪れる というのも納得です。 今回ご紹介する“おいしい恵庭”は“わっぱ飯”。 年配の方には懐かしく、若い方には新鮮ではない でしょうか。 恵庭のわっぱ飯は「恵庭」と「わっぱ飯」を掛け 合わせた“えにわっぱ”というネーミングで、魚めし と肉めしの二種類があります。 左:えにわっぱ 魚めし 870円 右:えにわっぱ 肉めし 780円 今回も恵庭観光協会の事務局次長で、 道の駅花ロードえにわの支配人、薬袋(みない)さん に話をお聞きしました。 “えにわっぱ”(魚めし・肉めし)は、恵庭商工会議所が 平成21年度に「地域資源∞全国展開プロジェクト」 (注.1)を活用し、「えにわブランド」の開発に取り 組んだ時に商品化された4品の内の2品です。 開発を担当したのは、恵庭市内の若手飲食店主らを 中心に構成された「えにわフーディスト倶楽部(当時 の社団法人 恵庭観光協会の内部組織)」。 開発段階でそのメンバーから“わっぱ”を使った 恵庭らしいお弁当を作ろうという提案がなされ、地元 の食材を活用したお弁当の開発が始まりました。 北海道産カラマツの間伐材を使用した“わっぱ”は その大きさ、形、電子レンジの使用を考慮しての強度 の問題などを考えて試作品をたくさん作り、苦労の末、 今の形に決まりました。こだわったのは器だけでは無 く、お箸も北海道産シナノキの間伐材を使用したもの になっていて、器・お箸とも漂白剤や薬品・添加物を 一切使わずに作られています。 器が決まれば次は大事な中身です。 恵庭産の食材にこだわり、開発メンバーが各々、自由 に具材を盛りつけて試作を繰り返し、最終的に魚と肉 をメインにした二種類に絞ろうということになり、市 内の釜めしを扱う有名料理店の協力も得てようやく完 成しました。 それがこちら えにわっぱ 魚めし 右:えにわっぱ 肉めし 花のまち恵庭らしい綺麗な盛りつけはガーデニングを 連想させます。 魚めしは恵庭の湧水で育ったサーモンに知床羅臼産の イクラをトッピングした贅沢な逸品。 肉めしは穀物の飼料で育てられ、あっさりしていて臭みが 無く、柔らかくてジューシーなのが特徴の北海道産サラダ ポークの角煮をさらに香ばしく焼いて仕上げた匠の味です。 魚めし・肉めし共に、ご飯は恵庭産のお米、「ななつぼし」 を鰹のきいた特性の出汁でおいしく炊き上げています。 ニンジン・ブロッコリー・百合根などのお野菜も、もちろん 地元恵庭産を使用。 言わずと知れた恵庭特産の“えびすかぼちゃ”には「えにわ」 の文字の焼き印があり、見た目にキャッチーな仕上がりです。 さらに、このえにわっぱの大きな特徴は、冷凍状態での販売 となっていること。 おかげで長期保存が可能となり、食べたいときにはいつでも 電子レンジで温めるだけというお手軽さも人気の理由です。 電子レンジで加熱後に蓋を開けますと、“わっぱ”から漂う ふわっとした木の優しい香りが食欲を掻き立ててくれます。 綺麗な見た目と美味しい味付け、“わっぱ”の香りで目と舌と 鼻を楽しませてくれる“えにわっぱ”。 恵庭の味覚をこの二種類の“えにわっぱ”で堪能してください! 注.1)「地域資源∞全国展開プロジェクト」 正式名称:小規模事業者新事業全国展開支援事業 地域の小規模事業者が地元の商工会議所等と協力・ 連携して全国市場をターゲットに行う新たな特産 品や観光資源開発の取り組みを総合的に支援する 事業。(中小企業庁の補助事業) 日本商工会議所は各地の商工会議所と連携し、平 成18年度から本事業を支援している。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取材店名・社名 道と川の駅 花ロードえにわ 住所・電話 〒061-1375 恵庭市南島松817番地18 道と川の駅 花ロードえにわ内 TEL.0123-37-8787 FAX.0123-37-8760 取扱商品 地元特産品 おみやげ品 他 取材商品 えにわっぱ 営業期間 通年 営業時間 午前9時~午後7時(4月~10月) 午前9時~午後5時30分(11月~3月) 年末年始休み 取材商品の 販売期間 通年 取扱店 自店 ホームページ http://www.eniwa.org ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月21日 18時11分10秒
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