劇11『遠い夏のゴッホ』赤坂ACTシアター(2F-F6)2013.2.24(日)13時東京千秋楽 松山ケンイチ初舞台、美波の愁いに満ちた恍惚の美しさ、愛の執念で生きたセミたちの物語
まず、松山ケンイチの初舞台が、「赤坂ACTシアター」というのが凄い…。
ある森の夏の日。1年間違えて羽化してしまったセミ・ゴッホは、
幼虫時代の恋人、愛するベアトリーチェとの約束を果たすため、
冬を越え次の夏まで生きるとこを決意する。
ゴッホは、さまざまな昆虫やカエル、トカゲ達と交流する。
美波の愁いに満ちた恍惚の美しさ、
松山ケンイチの記憶もおぼろげに執念で生き延びるセミ、
登場する昆虫ら、小さな生き物たちの営みを描いたミクロの世界は、
我々にも、宇宙にも通じるマクロの世界。
舞台の上で、"虫"となった出演者たちは、虫の真似をするのではなく、
実に生き生きと「その生き物たちにとして」舞台の上で生きていた!
カマキリ役の細貝圭は、「海賊戦隊ゴーカイジャー」宿敵バスコ役だった人。
バスコもどこか、カマキリっぽかったね?
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2013/02/03(日) ~ 2013/02/24(日)
会場: 赤坂ACTシアター
出演: 松山ケンイチ、筒井道隆、吉沢悠、手塚とおる、福田転球、小松利昌、保村大和、竹下宏太郎、石川禅、田口トモロヲ、安蘭けい、細貝圭、ほか
脚本・演出: 西田シャトナー