|
カテゴリ:チュニジア
やっと風邪が治まってきました。健康ってありがたいです。
と言うのも、新郎の実家には親戚が続々と集まって来ていて、人数が普通ではありません。 チュニジア式の結婚式を知っているダンナは、それを見越してホテルを予約していたのです。 まともなトイレとシャワーのあるホテルで一晩ゆっくりすると、時差ぼけが取れていました。
この夏、我が家に居候していたチュニジア人Z君の実家に行くとダンナが決めていたので、朝からレンタカーで出発です。 実はZ君、この時は首都チュニスの親戚宅に居候中でした(Z君、居候好きだなぁ…)。 高速道路を使って途中まで行くのですが: Z君が住んでいるのはスライヤ(Sraya)という、「地球の歩き方」の地図にも載っていないド田舎です(道路すら書いてないんですけど…ちゃんと行けるんだろか?)。 一番近い’都市’がガルディマウ(Ghardimaou)、アルジェリア国境の近くですが、車でさらに行くとスライヤの小さな小さな市場が出てきました。 Z君の実家はこの市場からさらに山奥で、舗装されていない石ころだらけの山道をレンタカーで格闘(車の底がガリガリ当たります~)すること2時間弱、ようやく着きました。 気分はNHK取材班です・・・ 山の上のスペースに車を停めて、下へ降りていくのですが、かなり急で砂っぽい斜面、なのに私はうかつにもビーチサンダルでした…辛い~ 中のテラスから見たZ君の実家の門扉です: 中ではZ君のお母さんと、伯父さんが出迎えてくれました(お父さんは仕事中で不在)。 めったに訪問者が来ることがない土地に、外国人が2人も現れて伯父さんは大喜び 中に入ってびっくり。 冷蔵庫とテレビがありました。 Z君に聞いたら「兄貴達がお金を貯めて母さんに買ってくれた」そうな。
入っていたのは: 基本的には自給自足の様子(タフだなぁ~)。 写真左上は自家製の固めの平たいパン「ホブス」です。 山の上なので一番暑い昼時にもかかわらず風がとっても快適でした テラスからの眺めです: 白い建物が2つ見えますが、親戚の家なんだそうです。
ここは地の果てアルジェリアー♪なんて歌があったのを思い出してしまいました…。 「結婚前夜祭」に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[チュニジア] カテゴリの最新記事
|