去る八月二五日、大阪ドームにて
阪神-横浜戦を観戦であります。大阪ドームは全くの初めてなので、チケットを買う際も「どの辺がいいか」もよく分からないまま買ってしまった。買ったのは
ライト側内野席なんだけど、実際に着席してみると、近くもなく遠くもない丁度いい景色。とにかく二階席や天井にかけての光景が壮大で息を呑んだ。何だか甲子園より快適な環境だし、高校野球シーズンの「死のロード」なんて過去の話かも知れない。
昼過ぎに阪急百貨店の大食堂でカツレツを食べたから、夕食は軽いものでいいやと思っていたら、嫁さんが
たこ焼きを買って来て呉れた。拙者も食べたかったのである。↑阪神電車のラッピングを見たばっかりに。
直ぐとなりは阪神タイガース応援席。ドームなので迫力ある応援がよく響き渡ります。やっぱりタイガースの試合は景気よく行かなきゃ駄目です。
「オリックス銀行」の宣伝が出ているのが如何にも大阪ドームらしい。拙者は
消防設備士の免状も持っているので、
能美防災も気になるところ。
さて、試合の方は阪神が主導権を握る展開ですよ。我々の席の前が、実は車椅子専用の席だったんです。其の席に、九十代ぐらいの老夫人が息子さんと思われる方と観戦されていました。お揃いのユニフォームを着ていらして、其れだけで何だかホッコリさせられる訳だが、近本選手が登場すると、彼の名前が入ったタオルを掲げていらっしゃる。きっとファンなんだなぁーと、更にホッコリさせられた。もちろん、近本選手も「ええとこ」で打って呉れましたよ!
一生叶えられないかも知れぬ夢?
せっかく来た大阪ドームである。色々なものを見ておきたいと、横浜攻撃中に球場内を散策してみる。オリックス関連の展示が多いのは当たり前田のクラッカーであります。
ブルーウェーブだなんて何と懐かしい!
オリックスと云えば、この方を抜きにして語れないだろう。イチロー氏が活躍した時代もまた歴史の一部となった。まだ阪急ブレーブスの余韻も残っていた、懐かしき時代であります。
そして令和参年の
オリックス優勝!此処で多くの方が感じたのではないだろうか。我が阪神タイガースとオリックスとの日本シリーズを見てみたい!と。果たして自分が生きているうちに実現するのか、其れすらも分からない夢物語である。あまりにも欲張りすぎる夢かも知れない。ちなみに、オリックスが勝って大阪ドームの観客が増えただけでも阪神電車が着々と利益を上乗せ出来るようになっている。阪神電車や阪神園芸、そして熱烈な阪神ファン、球団を取り巻く外野だけは超優秀なのが哀愁を感じさせるところである。