カテゴリ:俳句&本紹介
肉眼で見えぬラブジョイ寒昴 - ↑ 当然、ラブジョイでもスバルでもありません! - ★ ★ ★ 『仁術先生』 ・渡辺 淳一 ・集英社文庫 ~逝去(14.4)後九月発行。カバー惹句~「東京下町の個人病院に勤務することになった円 白寺先生。堅苦しい大学病院から逃れてやって来た。専門は外科だが、内科、婦人科、 何でも診ることとなる。(中略) 人情味あふれる仁術先生の診察と活躍を描く異色のメディ カル・ユーモア小説。」短篇五編の「未刊行作品」。いずれも、直木賞受賞後の1971~72年作。 ・寿司屋の夫婦 ・特効薬 ・健保ききません ・不定愁訴 ・腰抜けの二人、に加え「『医は 仁術』といっても」の論(1971)。その中で「現在の医療におけるモラルの欠如は、医師だけで はなく、今日の社会のあり方と無縁ではないからである。」と。 心臓移植を採りあげた頃 の医学界への弾劾の筆致がここにはある・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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