「ああーー御山もついに雪化粧かぁ」
雲の上のメンバー自然発生的に集合しての昼食。
世界遺産となった富士山バックに、おにぎりぱくつきながら余韻に浸っていました。
さてパチパチ。
キノコ採りの始まり、始まりい。
「あ!雨だぁ、今日の天気予報では曇りと言っていたけどなあ。また噂でもされてんのかなあ。おまけに霧も出ちゃってるし」
雑菌党幹事長はこの時期メーちゃんを採ることに決め、決めしているので迷わずトミさんとポイントまで登って苔むした赤松林に突入しました。
「ふっふっふ、あるある。あるー」
どこかシメジのようであるこのキノコちゃん、一箇所見つかればぼっこぼっこ。
どひゃぁ・・・・このどひゃあ、ドバーの爽快感がたまんないのです。
おまけにぬるぬる系のキノコが多い中、この可愛いめーめーーチャンは比較的さっぱりしているのでパスタ、グラタン、シチュー系にとっても合うのです。
そして最大の利点は冷蔵庫に入れておけば一週間はピンシャンとして長持ちなのです。
で、まあニオクタープ程声を高く上げて「メッケー」を繰り返しておりました。
で・・でが結構続くなあ。
何気なくちょっとした小さな赤松の横から2メートル程離れたところに
「おおおおおーーーー」
三オクターブ声が上がりました。
ヒラキマツタケが2本。
芳香放ちながら迎えてくれました。
思えば昨年はキノコ採り最初の日に・・・そして今度は最後かなあと言う日に・・・
キノコの神様は微笑んでくれました。
これも先回のキコネエ様夫婦のマツタケ菌の余韻がが身体に宿っていたんだなあ。
雑菌党はマツタケに関しては別物。
仲良く均等分けをモットーにしているのでトミさんに一本献菌。
鮎釣りで例えるなら鮎入れ食いの際、尺イワナが掛かるようなものです。
だからあくまでマツタケは外道となるのです。あはははは!!!
昼食後「何を採ろうかなあ」
同じようなものを採っても飽きるのでカフェさんに栗情報を聞いて「残り物には福あるさ」
精神で行って見ることにしました。途中B級グルメなるもの開催していて車がごっがえして
おりました。
虫食いも結構あるのですが栗は満足行く収穫。
トミさんが「このキノコ何」携帯写真撮って見せてくれました。
正体はこれです。カフェさんがきっと残してくれたのでしょう。
あ、ありがとうございます。
そしてトミさん。樹木に関しての鉄人。
本年度はトミさんにガマズミの杖を作ってもらいました。
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そしてこれがガマズミの実です。まるでイクラのようです。
マタギの人が泣いて喜ぶ果実とのことです。
早速ホワイトリッカー買ってきて氷砂糖に漬け込みました。
「美味しくなあれ」
本年度の富士山にてのキノコ採りはおそらくこれで終了です。
最後の最後にキノコの神様は平等に微笑んでくださいました。
これだから御山歩きはやめらんねえです。
「じぇじぇじぇ」この繰り返しが御山にはたっぷりこんとあります。
最高!!!!!
