Cinema Collection

公開時に映画で見たのですが、先日ＷＯＷＯＷにて放送されたので
もう１度見ました。
ということで、本日もアジア映画の紹介で～～す＾＾

チャンイーモー監督と言えば、すぐに思い出すのが私は
「ＨＥＲＯ」なのですが、スケールとか壮大さで言えば
「ＨＥＲＯ」のほうに軍配があがります。

ただストーリーから考えるとこちらのほうが
わかりやすいかなと思います。

この監督独特の
鮮やかな色のコントラストの映像美と華麗な流麗なアクションは
「ＨＥＲＯ」同様素晴らしいです・・・ので、これはやはりスクリーンで見ると
より迫力がある映画だと思います。
（まあ、コミックというか、それはありえないだろっ・・・という映像も
ありますが（笑）、それはそれとして楽しんでもらいたいと思います。）

とは言え、、アンディラウ、金城武、チャンツィイー３人の演技は
素晴らしく、ＴＶ、ＤＶＤで見てもストーリーの面白さは
味わえると思います。

特に盲目の役で、また難しいアクションもこなすチャンツィーの演技は
素晴らしかったです。

見るからに真面目な官吏リウ（アンディラウ）、見るからに女たらしなジン＜スイフォン＞（金城武）
気性は激しいが美しいシャオメイ（チャンツィイー）の３人の三者三様の愛・・・
雪原での壮絶とも言えるクライマックスはそれぞれの想いが悲しくて
切なくて思わず涙がこぼれました。

まだ見ていない方のために詳しいことは言えないのですが、えっ？そうだったの？と思うか
やっぱり・・・と思うかそんなシーンもあります（笑）
ハリウッド好きな私ですが（爆）この映画は、一見の価値はあると思います。
ちなみにワダエミさんの衣装もとっても素敵です＾＾


＜イントロダクション＞

物語の舞台は中国・唐の時代。腐敗政治に対して、反政府組織が乱立するなか、
国を討とうとする盲目の踊り子に、密命を受けて接近する二人の官吏。
ひとりは素性を隠して女に近づき、もうひとりは追っ手を放って女をしとめようとする。
互いにしくんだ罠の中で出会った３人の男女。
しかし、それはさらに幾重にも張り巡らされた、国をも動かす謀の、ほんの始まりに
過ぎなかった・・・・。
敵対する男と女がそれぞれに手にした最強の武器は、愛。（パンフレットより）

＜ノベライズ＞



『LOVERS』
著：李馮　訳：千夜ハルコ
660円（税込）
角川文庫

まだ読んでなかったので時間があったら読んでみたいと
思います。

この映画についてもっと知りたい方は、下記のＵＲＬへどうぞ＾＾

http://www.warnerbros.jp/lovers/main2.html