Cinema Collection

　　　人生は高速で流れ、僕たちはお互いに衝突し合う

＜第７８回アカデミー賞　作品賞、脚本賞、編集賞受賞＞

上映時間　　　 112 分
製作国 　　　　アメリカ
公開情報　　　 ムービーアイ
初公開年月 　　2006/02/11
ジャンル 　　　ドラマ／犯罪

監督 　　　　　　ポール・ハギス
製作総指揮 　　　アンドリュー・ライマー 、トム・ヌナン 、
　　　　　　　　　ジャン・コルベリン 、マリーナ・グラシック
原作 －
脚本 　　　　　　ポール・ハギス 、ボビー・モレスコ
音楽 　　　　　　マーク・アイシャム
出演　　　　　　 サンドラ・ブロック 、ドン・チードル 、
　　　　　　　　　マット・ディロン 、ジェニファー・エスポジート 、
　　　　　　　　　ウィリアム・フィクトナー

解説

「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本で注目を集めたポール・ハギスが
脚本に加えて自ら製作と監督も務めた衝撃のヒューマン群像サスペンス。

様々な人種が入り混じり、人種間の摩擦と緊張が極限にまで高まる
アメリカのロサンジェルスを舞台に、次々と引き起こされる“衝突”の
連鎖によって運命を狂わされていく人々の姿を多彩な俳優陣の豪華競演で
描き出す。

クリスマスを間近に控えたロサンジェルス。黒人刑事グラハムと
その同僚でヒスパニックの恋人リア。銃砲店で不当な差別に憤慨する
ペルシャ人の雑貨店経営者ファハド。
白人に敵意を抱く黒人青年アンソニーとピーター。
地方検事のリックとその妻ジーン。
差別主義者の白人警官ライアンと同僚のハンセン。
裕福な黒人夫婦キャメロンとクリスティン。
やがて彼らの人生は思いがけない形で交錯、大きく狂い始める…。

感想

人種の坩堝、ロサンゼルス、そこで生活している貧乏人、お金持ち、
有名人、無名な人々、地位のある人、権力のある人、人種差別する人、
される人みんなそれぞれ一生懸命生きているし、つらいこともかかえてる・・・
いい人が悪くなったり、悪い人がいい人になったり・・・
最初、交通事故から始まり、殺人現場にあるスニーカーを交通事故に
巻き込まれた刑事が見る・・・そして物語はは３６時間前に遡る・・・

淡々と進むストーリーの中で、特に印象に残るのは、炎の車から
負傷者を助け出すシーンと銃が発射された時父親を庇う娘のシーンかな。。。
次に勘違いして、車の中で銃を撃ってしまいなんの罪もない相手を
殺してしまうシーンかな。。。
（あまり詳しくかかないようにしていますが・・・）

見ていて、重かったし、つらかったかな。。。でも、面白かった。。
ラストには希望もあって・・・
人生を考えさせられた、いい作品だったと思います。

これは、やっぱり脚本
が素晴らしいのではないかと思いました。
いい作品だったとは思うのですが、一方では、果たしてアカデミー賞を
とるような作品なのかなあとも思います。
今年は秀作揃いだとしても、やっぱり『これだ！』という作品が
なかったのではないかとも思いました。

水曜日ということもあって、映画館は初回からとても混んでいました。
映画館に行ったら、向かい側で『ホテル　ルワンダ』をやっていて
そちらへ行きそうになりましたが（笑）初志貫徹『クラッシュ』を
見てきました。

警官役の若い男性、どこかで見たことある・・・って思ってたら
リースの旦那様でした
今回のイケメンはテレンスハワード！
私にとっては、デンゼルワシントン以来、素敵！
と思わせる黒人俳優でした(^^ゞ