|
テーマ:DVD映画鑑賞(13593)
カテゴリ:DVD
製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (東芝=アミューズピクチャーズ提供/アミューズピクチャーズ) 初公開年月 2001/11/03 ジャンル サスペンス/ミステリー/ドラマ 【解説】 前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は 数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害に 見舞われた男が、最愛の妻を殺した犯人を追う異色サスペンス。 特殊な状況に置かれた主人公の心理を再現するため、時間軸を 解体した上で再構築された複雑な構成ながら巧みな脚本で 衝撃のラストへと観客を導く。監督は一躍ハリウッド期待の 新鋭となったクリストファー・ノーラン。 主演は「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアース。 【ストーリー】 ロサンジェルスで保険の調査員をしていたレナード。 ある日、何者かが家に侵入し、妻がレイプされたうえ 殺害されてしまう。その光景を目撃してしまったレナードは ショックで前向性健忘となってしまう。 彼は記憶を消さないためポラロイドにメモを書き、 体にタトゥーを刻みながら犯人の手掛かりを追っていく……。 【感想】 () クリストノーラン監督なら『メメント』のほうが 『プレステージ』より面白いと皆さんが言っていたので、 またオレンジピールさんも面白いと感想をアップされて いたので、観ることにしました あまりに皆さんが面白いと言われるので過度な期待をして しまったかもしれません(^^;) つまらなかったわけではなく、とても地味な感じのする 作品でしたので・・・ オレンジさんが言われてますように構成も複雑で(^^;) 衝撃的なオープニングから始まり、斬新な手法?で進む ストーリーに、どう言うこと?そうことなんだ・・・ と主人公の行動を理解?行動に納得?しながら 観て行くわけですが、それでもいろいろな謎、 理解できないことなどもあって、時間軸のズレに 結構頭を使います(笑) モノクロにしているシーンとカラーのシーンにも 意味があるんだろうなあとか考えながら 観て行きました。 時間軸のズレがあり、さらに逆に進んで行くような ストーリー、そしてラストは衝撃の結末へ・・・ ミステリーは大好きなので、だいたいのことは 予測ができる私ですが、このラストは 衝撃的でした。 私には予測もつきませんでした(^^;)と言うよりラストを 観てまだストーリーが一本化できなかった?(笑) なのでこの映画は映画自体(ストーリー)が 面白かったと言うよりは演出や手法が面白かったと 言う感じがします。すごく凝ってる映画と感じました。 後味は決して良いとは言えませんが(私にとっては 怖い結末なので・笑)、後からじわじわきて もう1度見直そうかと思ってしまう作品です。 特典にリバースということで、ストーリーが 普通に進むほうも観ると、「ああなるほど」と わからなかった点も理解できました(笑) なので、特典のほうを観たので、もう1度 見直さなくてすみました(笑) 主人公のレナードどこかで観たことあると 思っていたら『LAコンフィデンシャル』の ガイピアースだったんですね。 あの時はメガネをかけていて知的なイメージ だったので(笑)全然違う人に見えて しましまいした。 キャリーアンモスを見るとキアヌを思い出して しまうのは私だけでしょうか?(笑) 彼女は重要な役どころでしたね^^ 奥さん役は、(レナードは綺麗だったと言うので) どんなに綺麗な人かと思ったら、そんなに綺麗ではない(^^;) CSI科学捜査班に出ているジョージャーフォックスでした(笑) 過去の記憶ってきっと美化されちゃうんでしょうね。 レナードの友達?テディ役のジョーバントリアーノは いい人にも悪い人にも見え、うさんくさい感じが 出ていてそれがかえって謎を深めていて良かったです。 記憶が10分しかないってすごい怖いことですよね・・・ この映画を観て恐ろしいと感じたのは、主人公の病気は もちろん恐ろしいですが、病気でなくても、人間って 時が経つと記憶があいまいになって、自分のいいほうに、 いいように記憶を作ってしまってることって ありますよね?と言うことは人間自体が実は恐ろしいのか? そんなことも感じてしまいました そしてまたメモと言うのも案外怖いものなんだとも 思いました。年とともに忘れっぽい私(^^;) 変なメモ書かないようにしなければ(笑) 派手さはないですがとても斬新な映画だと 感じました。 何回も観て確認したい映画です。 はまる人にははまる、理解できない人には 理解できない・・・そんな映画かも しれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.06 00:56:10
[DVD] カテゴリの最新記事
|