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カテゴリ:2007年鑑賞映画
人間の世界に迷い込んだ河童のクゥと、 一人の少年がとどける感動のファンタジー 上映時間 138分 製作国 日本 公開情報 劇場公開(松竹) 初公開年月 2007/07/28 ジャンル ドラマ/アドベンチャー/ファミリー 【解説】 「クレヨンしんちゃん」シリーズの「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」 「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」で数々の賞に輝いた原恵一監督が、 木暮正夫の同名児童文学を映画化した感動ファミリー・アニメーション。 不思議な力を秘めた河童のクゥと出会った少年のひと夏の冒険を、 家族の絆や友情の大切さを織り込みつつさわやかに綴る。 【ストーリー】 夏休みを心待ちにしていた小学生の上原康一は、 学校帰りに不思議な石を拾う。持ち帰って水で洗うと、 なんと河童の子どもが姿を現わした。 康一によってクゥと名付けられたその河童は、康一たちと 同じ言葉を話し、何百年ものあいだ、地中に埋められて いたのだという。最初は驚いた家族も、クゥを受け入れ、 周囲に気づかれないよう注意しながら一緒に暮し始める。 そんなある日、康一はクゥを仲間のところに帰してあげようと、 河童伝説の残る遠野へ、クゥを連れてはじめての一人旅に 向かうのだが…。 【感想】 () インファナルフェアーのアンドリュー監督の「消えた天使」も 観たい、でも、「河童のクゥと夏休み」も観たい! 映画館が違うので2本は観れないので、迷った末に 「河童のクゥと夏休み」を鑑賞することにしました (でも、「消えた~」も今月中に観るぞ~~!) 観た方の評判がとても良くて、また監督も 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲」の原 恵一監督と言うことで 期待をして観に行きました 派手な映画ではないのですが、観ていて懐かしさを感じ、 また家族、友達、自然、人とのつながり、マスコミ、 大衆、イジメetcいろいろなことを考えさせられました。 と書くと、なんかおかたい映画に思われますが、 全然そうではなくてかなり笑わせてくれる映画です。 (瞳ちゃんが面白いです^^) 声高に、メッセージを言うのではなくて、観ているうちに 笑いながら観ているのに、いろいろなことを自然に 考えさせられてしまう・・・そんな映画でした。 いろいろなことがおしきせがましいわけではなく また泣かせようとしているわけでもなく(でも 4回泣きましたが・笑)とても静かに時が流れると 言う感じで地味な感じの映画なのですが、2時間18分 飽きることはなかったです。 私が泣いたのは、後半4回(笑)・・・ ネタばれになるので観ていないかたは読まないで下さいね 1、人間の身勝手さで、オッサン(康一の飼い犬)が 自動車にはねられて死んでしまった時 2、イジメられていた同級生の紗代子が引っ越して しまうことになり、康一に「仲良くしてくれて ありがとう」と笑ってお礼を言おうとして その顔が泣き顔になり、大泣きしてしまうところ 3、初めは大嫌いだったクゥが大好きになり 別れる時に別れたくないと大泣きする瞳のところ 4、ダンボール箱に入ったクゥが乗っている宅配便を 康一が泣きながら追いかけるところ 人間っていいものだなあと思う反面、身勝手で 自分では気がつかないうちに人を傷つける、 残酷なところもあるとあらためて感じました アニメーションの映像的には、レミー~には かなわないかもしれませんが、でも水のシーンは、 レミー~の下水道とは違うリアルさでしたが、 とても綺麗で、クゥと康一が泳ぐところは、観ていて 気持ちが良かったですし、とってもステキでした 吹き替えの声もココリコ田中さん、西田尚美さん、ゴリ、 なぎら建壱さんと有名人を使っていますが違和感はなく クゥ、康一、瞳などの声は子役の声も良かったです。 とってもあたたかな作品ですので多くのかたに 観てもらいたいです。 大人が観ても十分楽しめますし、多くのこどもたちにも 観て欲しい作品です。 上映館が少ないのですが、お近くでやっていたら 是非劇場へ足を運んで欲しいと思います。 もし、無理でしたら、DVDになったら ご覧になって頂きたいです。 PS・ クゥみたいなかわいい河童なら、私も一緒に暮らしてみたいなあ 龍が出ると、どうしてもドラゴンボールを思い出す私って みっしゅさんがラスト、ゴリがいいところ持って行くって 言われてましたが、そういうことだとわかりました 原監督がその原作をどのようにして映画の脚本にしたのか 興味があるので、原作の「かっぱ大さわぎ」と「かっぱびっくり旅」 を読んでみたいですね <↑パンフレット¥600クリックで公式サイトへ> 世の中みんな敵でも、自分を理解してくれる人が 身近にひとりいればいいじゃないか。 パンフレットに書かれているメッセージですが、これは一部ですが、 監督のメッセージがすごくいいんです。 かなり長いので全部書けないのが残念です オマケ 予告編(カート・コバーン・アバウト・ア・サン だったと思うのですが・(^^ゞ)な、なんとジョニーが コメントを言っている場面が出ました こんなところでジョニーに逢えるとは思って いなかったのでちょっと、かなり?得した気分に なりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.10 15:19:30
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