|
テーマ:最近観た映画。(38857)
カテゴリ:2008年鑑賞映画
子どもが大人に、読んであげたい物語。 上映時間 105分 製作国 日本 公開情報 劇場公開(東宝) 初公開年月 2008/09/13 ジャンル ドラマ/コメディ/ファンタジー 【解説】 04年に上演され話題となった舞台『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』を原作に、「下妻物語」 「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が豪華キャストを起用し、 3DのフルCGキャラクターと実写の大胆な合成も織り交ぜ、 奇想天外に描き出す感動ストーリー。 一日しか記憶がもたない少女と偏屈ワガママジジイとの奇妙な交流を ハートウォーミングかつファンタジックに描く。 【ストーリー】 変わり者が集まるとある病院。そこは、大人の俳優に 脱皮出来なかった元有名子役や消防車に轢かれた 消防士といった患者のみならず、医師や看護師までも どこか変な人たちばかり。中でも大貫の偏屈ぶりは筋金入り。 “お前が私を知っているだけで腹が立つ”と傍若無人な 振る舞いで病院中の嫌われ者。毎日同じ絵本を読んでいる 邪気な少女パコに対しても容赦なし。そんな大貫は、 ある時些細な誤解からパコを引っぱたいてしまう。 ところが翌日、何事もなかったようにケロっとしているパコ。 実は、彼女は交通事故の後遺症で記憶が1日しかもたないのだった。 しかもその事故で両親を失ったことも知らず、毎朝枕元にある 絵本をママからの誕生日プレゼントと思い込んでいた。 そのことを知り、さすがに反省した大貫が、パコに謝ろうと ほっぺに触れた瞬間、“おじさん、昨日もパコのほっぺに 触ったよね?”。昨日のことを覚えていないはずのパコが、 よりによって大貫のことを覚えていた。 ついに大貫の心に大きな変化が生じ、彼はパコのために 何かをしてあげたいと思い始めるのだったが…。 【感想】 <> 下妻物語には興味がなくて未見σ(^◇^;)、嫌われ松子の一生は 興味がありましたが、都合があわず未見σ(^◇^;)、 と言うことで、この監督の作品に、特に興味はなくて (すみません・(^^ゞ)鑑賞予定には、入っていなかったのですが、 TOHOの日なので、どうせなら2本鑑賞したい! でも、ウォンティッドはもう席がとれない(T^T) と言うことである意味仕方がないから これでも観るかと言った気分での鑑賞でした(ーー;) そして、またこの日は朝から頭痛なのに、 前日にネットで予約したので、鑑賞をやめることも できず・・・しかも、この映画は2本目で、席も 前から5列目(三半規管が弱いので、いつもは一番後ろとか その前くらい)と言うことで、かなり悪条件の中での 鑑賞となりました(^^ゞ ↓以下ネタバレ感想です 映画が始ってから、妙なテンションの出演者に ハイテンションについて行けず・・・ これは私はダメかも~~と思いながら観初めました(ーー;) キャストは豪華でしたが、イマイチこの映画の雰囲気に 慣れない私・・・ 頭も痛いし画面が近すぎて疲れる・・・ と言うのが始って30分くらいまででしょうか・・・ やはり邦画は、私にはあわないのかもなどと考えていたら 天使のようなパコちゃんが登場・・・・ <めっちゃ、かわいい!本の読み方までかわいい> そこから、妙なテンションにも慣れ(笑)、ポップで カラフルな映像も楽しくなり、やっと物語に入って 行くことができました そして、そこからは、素直に物語を楽しめました と言うことで登場人物の紹介です パコ(アヤカ・ウィルソン)・・・交通事故の後遺症で1日しか記憶が持たない 大貫(役所広司)・・・一代で会社を築いた大富豪。偏屈でワガママじじい 室町(妻夫木 聡)・・・自殺未遂入退院を繰り返す元有名子役 滝田(劇団ひとり)・・・消防車に轢かれたおマヌケナ消防団員 龍門寺(山内 圭哉)・・・傷だらけのヤクザ 木之元(國村 隼)・・・ジュディオングガ好きなオカマ と入院患者も変人なら病院関係者も変人(笑) 浅野(上川 隆也)・・・ピーターパン気取りのお医者さん タマ子(土屋 アンナ)・・・ピアスとタトゥーいり、ことば遣いも悪い看護士 雅美(小池 栄子)・・・顔がコワクお金に弱い看護士で浩一の妻 そのほか 浩一(加瀬 亮)・・・大貫の甥で雅美の夫 堀米(阿部 サダヲ)・・・空気が読めない謎の人 こんなすごい?人たちがパコちゃんのために演じるお芝居が ↓『ガマ王子対ザリガニ魔人』↓ です。 <まさか役所さんがガマ王子だなんて、こんなふん装する日が来るとは 憎たらしいほどいやなジジイから、やさしいジジイに変わる役所さん さすが上手いです> <いったいだれ?と思うほど、いっちゃってる?(笑)二人 ザリガニ魔人の妻夫木君と沼エビの魔女の小池さん> <こちらの役はおとなしい?タニシ役の上川さん、 ミズスマシ君の山内さん、アメンボ家来の加瀬さん> <役柄は意外にかわいい役、メダカちゃん役の土屋さん そばにいるウザイ(笑)のがヤゴの阿部さん> あ~~國村さんのガマ姫の画像がない(T^T) ジュデイオングもやってくれるますので(笑) 國村さんは是非劇場でご覧下さい(笑) 『お前が私を知ってるってだけで腹が立つ。 気安く私の名を呼ぶな。 お前の頭の中になんかいたくないんだ』 こんなことをみんなに言っていた偏屈でワガママで 嫌われものの大貫が、パコに出逢って変わって行きます。 『私はこの子の心にいたいんだよ』とまで思うようになり しまいには人生で初めて涙を流し、その涙の止め方がわからず・・・ 『先生、涙ってのは、どうやって止めるんだ』と浅野に聞くと 『簡単です。いっぱい泣けば止まります』と言われ 大泣きする大貫につられて私も涙 また、意外な事実、ちょっとしたどんでん返しに、あの時の タマ子と浅野の台詞はそう言うことだったのか・・・と ラストのシーンに涙・・・涙・・・切なかった。。。 劇中劇の役柄もそれぞれピッタリで(笑)可笑しかったですし 絵本から飛び出たキャラクターのCGもかわいくて 笑いあり、涙あり、後味も悪くなくて、観終った後に 人に優しくなれる映画だと思います ただ残念なのが、私が体調が悪い時に、席も良くなくてと言う 悪条件で観たことです。体調が良い時に、いつものような席で 観れたら、もっと感動できたのかなあと思います。。。 9月13日(土)から公開中 <パンフレット¥600クリックで公式サイトへ> オマケ オープニング、ライオンキングか~~?と 思ったシーン、楽しそうに歌って?いたのが原作者の 後藤ひろひとさんです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.18 23:57:38
[2008年鑑賞映画] カテゴリの最新記事
|