小腸の働き
腸の構造について見てみましたが、大事な器官ですので小腸の働きなど、腸についてもう少し把握しておきましょうさて、小腸の一番大切な役割といえば栄養の消化吸収ですねなんと、消化吸収の90%は小腸で行われるといわれていますでは小腸での消化吸収はどのような流れで行われているかまず胃で粥状にされた食べ物が、幽門から十二指腸に送られ十二指腸において、胆汁と膵液により脂肪、タンパク質、炭水化物へと分解、そして次の空腸へと送られて行きます空腸から次に続く回腸には、小腸の特徴である絨毛という高さ約1mmの突起物に覆われています。絨毛というぐらいですから絨毯を思い浮かべて頂ければ良いでしょうこの絨毛には、さらに微絨毛というケバケバがありそこから最少単位の栄養素として吸収されて行きますブドウ糖・アミノ酸・水溶性ビタミン・ミネラルなどは静脈から門脈を経て肝臓に入り、コレステロール・脂溶性ビタミンリン脂質などはリンパ管から心臓・動脈を経て肝臓へと入ります空腸と回腸の役割の違いも、細かく見ればあるのですが大雑把に小腸の働きをつかむことが目的ですので省略しますねただ、腸管免疫の司令塔であるパイエル板は回腸にあります大腸については、便秘などの話題で触れてみようと思っております今あるがんに勝つジュース