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2007.04.16
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カテゴリ:留学とキャリア
MBA留学について、前記事のおまけ。

自分が4年大学に留学してた当時、MBAというタイトルやビジネススクールというものには興味なかったです。

世間に疎くて「MBAの効用」をまったく理解していなかった、というのもあるけど、何より当時持ってた「ビジネススクール」のイメージが、自分にあっていなかった。

当時は、リベラリズムとかアクティビズムとかにどっぷりハマってて、ビジネススクールなんてのは、大企業に勤めて、利益だけを追求して、貧しい国を搾取して先進国を富ませる手伝いをする資本主義の手先が行くところ、見たいな偏見があったわけです。←時代遅れヒッピー(笑)。

特に、自分の専攻(社会学と平和学)のクラスメートは、やっぱりビジネスやロースクールを利己主義者の集まる場所として、自分たちと対照的なものとして敵視する傾向があったから、そういう人たちにも毒されてたと思う。

が。

その手の人が集まるクラスで、「ビジネススクールの意義」みたいなのを話し合ったことがあって。
自分も上のようなこと(「私は、資本主義者の手先になる訓練をするような学校に行くつもりはないわよっ」みたいな)発言をしたわけだ。その後で「ビジネススクールに行くより、草の根運動とかを展開して、本当に困っている人と直接協力し合うほうが良い」ってことも、言った。

それに対して、教授がくれたコメントは、印象深かった。

「でもね、ビジネススクールで教えるのは、(物事を動かす)テクニックであって、生徒がどのように考えるべきか、ではないんだよ。君が草の根運動の推進者になろうって意思を持ってビジネススクールに行って、そこで草の根運動で行なえるような活動を企業の経営に取り入れるとか、要は企業が利己主義に走らないで貧しい人々に利益をもたらすまったく新しい経営法を研究することだって可能なんだだって考えたらどうだろう?」

簡単に言えば、ビジネススクールで「草の根運動の経営法」を研究のテーマにしたっていい、って事だ。
こういう考え方をしたことがなかったので、このコメントは凄く新鮮だった。


MBAは、受身で知識を吸収して、タイトルでハクをつけるところではない。
そこにどんなことを求め、どんなことを得て、それをどう活かすかっていうのは、学ぶ本人がしっかりした意思と信念を持っているかにかかっているのでは?

そう考えると、「MBAは自分に向かない」って思ってる人こそ、ビジネススクールにがんがん入って、ビジネス界の思想を変えていくべきなのでは??と思ってる自分でした(^^)。(敵を倒すには、まず敵の先方を知る、ってこと??)

アートや哲学、宗教の専門化が、ビジネススクールで自分のバックグラウンドを活かして会社経営術を生み出していくのって、面白そうかも知れないよね。
(にたような考え方をすれば、政治学や法律も、いろんな畑の人が集まるとオモシロそう。笑)





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Last updated  2007.04.16 10:40:25
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