テーマ:英語のお勉強日記(7859)
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Charlie Rose ShowのDiscussion about Obama's media strategy 視聴。 メディアに出まくりの大統領について、ジャーナリストたちがその戦略を分析するというもの。 今、とくにHealth Care法案の成立に一生懸命な大統領。手ごたえ的には出まくり戦法が功をなすんじゃないだろうか?Davit Lettermanにも出演予定というから、ここで大衆を説得できれば流れが変わるかも。 話の中でおもしろかったのは、「失言」への対処法。日本の首相みたいに徹底的に突っ込まれないのは、本人の人柄の問題(すぐ謝った)もあるけど、あらゆる番組に出まくっているということ自体が、周囲のattention cycleを速めて特定の失言をすぐ忘れさせてしまう効果につながっている、という指摘。日本の政治家みたいに、失言に失言を重ねるような話術だと逆効果かもしれないけどなあ。 さらに、出まくり戦法によって、1つのインタビューで全部をさらけ出す必要がないので、視聴者はどんなに大統領をTVで見ていても、「本当の彼」を把握できない感覚に陥って、結局見あきることがない、出るメディアによって話題をさまざまに変えることができるので(Health Careは除いて)、特定の政策に対してRepublicanに徹底的に突っ込まれる危険が少ない、ということで、いろんな意味で、多岐にわたOutletができたこの時代のメディアの傾向が、Obama大統領にもとから備わっていた才能や魅力にぴったりマッチしている、というのが、出演者の間で合意した意見らしい。 大統領のOverexposure戦略に対して、大統領夫人は「滅多に出ないけど大事な場面で登場」戦略で、これまた肝心なメッセージを伝える役割を果たしている、というのも納得。そうなんだ、大統領が出演するTVを全部見てたら仕事や勉強する時間がなくなるから、ミシェルさんの話だけ聞いておけば、ま、概要はわかるだろ、という気になるのも事実なんだ(笑)。 出演者の皆さん、鋭いコメントはもちろんだけど、20分間くらいで4人がうまい具合に発言の時間を確保できてる司会者Rose氏の腕前はすごい。そういえば、1人、イランの選挙の話題になった時対立候補者の名前をど忘れして、Rose氏がうまくフォローしてた。
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Last updated
2009.09.23 04:47:51
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