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テーマ:アニメ!!(3878)
カテゴリ:乙女はお姉さまに恋してる
乙女はお姉さまに恋してる 文化祭編の前編・後編を構成する9話と10話。主にまりやの内面を中心に物語が展開した。前編で、瑞穂の成長を喜ぶ反面、その高い能力に嫉妬し八つ当たりしてしまう彼女の複雑な心情を描き、後編で瑞穂に対する本当の気持ちを自覚する、という構成であった。とは言うものの、瑞穂に冷たい態度を取り始めるまりやの描写が余りに唐突。丸々一話使っているにも係わらず掘り下げ方が不十分で、どうして嫉妬からああいう行動に至ったかの説明がまりや側の視点からも説明されず、どうにもちぐはぐな印象を受ける。10話でそれがただの嫉妬ではなく、瑞穂を独占したいが故の焼きもち(あるいはただ拗ねていただけ)だと自ら気づくのだが、ならばせめて、まりやが自分の気持ちと行動をどういう形で解釈(正当化)していたかを見せて欲しかった。 生徒会の主催する劇に参加することになった瑞穂。題材は「ロミオとジュリエット」だが、そこは圭さんの演出。やたらとキスシーンが多く、あまつさえベッドシーンまであるという。とにかくツンデレ会長の赤面描写が可愛らしく、口ごもった時の唸り声(?)が最高。さすが石橋朋子、いい仕事してます。「べべっ、べべべっ、べべべべべっ」ってどもり過ぎな貴子さんも面白かった。つーかてっきり「ペッティング」って言うのかと思った僕は死んだ方がいいですか?(笑) それにしても貴子さんは瑞穂の一挙手一投足に振り回されすぎ(笑)。「敵か味方か」でしか人を計れないのも若さ故か。いや、というか彼女はガチでレズなんだろうか。いや、ほっぺにキスされてぶっ倒れてるのは可愛いんだけど。 メインはまりやである筈なのに貴子…というか石橋朋子の独り舞台だった(舞台だけに!?[爆])第9話。それぞれの思いを引きずりつつ、10話は文化祭前日から当日のお話。貴子のツンデレぶりも加速してゆく。手作り弁当を褒められて照れまくる様は可愛いなぁ。 一方、演劇の練習に付き合うまりやは瑞穂の見せる男らしい態度(演技だけど)にドキドキ。いつも余裕たっぷりで気丈なまりやが慌てふためく姿は良かったけど、仮にも女の子にあそこまで顔を近づけられて平然とスルー出来る瑞穂は本当に男か!?(笑)いや、まりやを「女」と認識していない可能性はあるけど。 そして今回一番の見所。舞台における貴子の野外露出と、キスで貴子の悲鳴をふさぐ大作戦(笑)。飛び出した釘に引っ掛けて、乳ゆれから下着まで披露してくれた貴子。マントで観客の視線から遮り、悲鳴を上げる間も与えず唇を奪いながらシーツで体を隠す。なびく髪とシーツがシンメトリーとなり、演劇調のBGMと相まって美しいシーンとなっていた。直前のキスシーンで、あえてキスをしなかった溜めがここで効いているなぁ。しかし何かにつけて貴子を生徒会長以上の目で見ているっぽい君枝は何なのだろう。ジッとベッドを見つめたりして、怪しいことこの上ない。一応Aice5のメンバーだけど最後まで彼女は脇役なんだろうか。はっ!まさかベッドの釘は君枝の罠!?(笑) 遂に自分の気持ちに気づいたまりや。自分でも整理しきれない気持ちを持て余す貴子。そして何も考えていない瑞穂(笑)。いや、まさかこの三人で三角関係になるとは予想だにしていなかった。残りあと数話でどこまでやってくれるのか非常に楽しみな艦長セリオでした。 PS2版乙女はお姉さまに恋してる DVD初回限定版(BOX仕様・オボクさまステッカー・ファスナーキーホルダー・ オリジナルトランプ付き) OP/Aice5 ED/榊原ゆい サントラ/礒江俊道(原作ゲームの音楽担当) ドラマCD1~3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.14 05:46:54
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