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2007.03.29
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カテゴリ:ロケットガール
ロケットガール
第6話「コントロール-control-」

前回の引きから俄然面白くなってきた本作。打ち上げるまでが少々だらだらしていたので、ここに来て一気に気持ちを引き締めてくれた。やはりリアルな宇宙モノではトラブルが物語を加速させるなぁ。今回は、父・寛がかけた呪いのせいか、天文学的な不運に見舞われたゆかりがマツリの協力と機転によって無事地球への帰還を果たす、という話だった。広大な宇宙に一人取り残された孤独、次々と起こる予測不可能のトラブル、じわじわと忍び寄る死の恐怖、圧迫感のあるカプセル内ですり減らされる精神とそこからの開放、と片時も目が離せない緊迫感溢れる展開だった。案外簡単に宇宙へ行ってしまったので拍子抜けだったが、改めて宇宙という空間の恐ろしさと人間の卑小さを思い出させてくれた回であった。

冒頭からゆかりの弱気な発言が可愛らしい(この辺はまだギャグ調だし)。表情といい、仙台エリの演技といい絶妙だった。ホントこの人はよく通る声をしているなぁ。一方、SSAではタンポポが何故軌道をそれたのか、原因が分からずに戸惑い気味。しかし木下は、原因の究明などという優先度の低いことは置いておいて、とにかくゆかりが地球に帰還するプランを再構築する。「起こってしまったこと」を嘆かず、常に冷静に次善策を模索する木下が凄まじくカッコイイ。ホント映画「アポロ13」みたいだ。

スペースデブリ衝突による耐熱パネルの剥離、タンクの損傷が発生。液体が漏れ出した時はホントに悪い妖精が出たのかと思ったよ(笑)。

完全に耐熱パネルと壁面が損傷し、ゆかりの帰還は絶望的となった。ゆかりを復調させるためのさつきさんとのやり取りとか、木下に焦りが見え始めたりとか、マツリの突拍子もない発想を即採用する那須田だとか(しかも前向き)、ゆかりのピンチを広く公開して協力を求めようとする所だとか、とにかくキャラクター同士のやり取りが濃密で非常に面白かった。

生命維持装置に限界が見え、意識が朦朧とするゆかり。昔、父が母に贈ったという「良い妖精」のマスコット人形を見て、過去を思い出す。酸素タンクを届けにきたマツリと顔のない妖精人形がリンクする演出は素直に上手いと思った。無音の中、通信装置ごしに聞こえてくるマツリの優しげな声が、観ている方もホッとさせてくれるもので、素晴らしかった。前から気になっていた「ホイ!」がこれほど心地よく聞こえたのは初めてだ。とりあえず生天目最高!

マツリの無茶な機器投棄によって大気圏突入を決行する二人。手動で計算したりとかコンピューターが使えなかったりとか、ホント「アポロ13」を思い出して大興奮。学校のプールに着水していた、というギャグオチは全く予想していなかったので思わず爆笑してしまった。てっきりタリホ族の集落付近にでも落ちたのかと思ったよ。しかしプールに着水って、針の穴を通すような奇跡だなぁ。

映画アポロ13を彷彿とさせる展開が燃えさせてくれた第六話。たった一話で帰還してしまったことや、説明なしのご都合主義展開(マツリが800kgの圧力に何で耐えられたのかとか、そもそもそんな短時間で二機目のロケットが打ち上げられるのか、とかカプセルだけでランデブーなんて出来んの!?とか)は少々アレだったけれど、一クール作品だし、スピード感があって良かったと思う。あんまり引っ張ると「まなび」みたいにグズグズになるし。とりあえず次回からもこのシリアスなノリを維持して欲しいと思う艦長セリオでした。

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Last updated  2007.03.30 00:40:38
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