夏仕立て、あおの玻璃に うみをみる
今日は、端午の節句。 「菖蒲の節句」とも言われていますよね。菖蒲湯、今日入りましたか? それとも旧暦の5月5日に入りますか?その香りで邪気を払い清浄に、ということでしたら、旧暦の5月5日(新暦で、今年は6月11日)が良いかもしれませんね。梅雨のさなか、精油でもあるアザロンやオイゲノールなどの香り成分が肌も気分もすがすがしくしてくれますものね。私のふるさと福島県会津の家では、旧暦に菖蒲とよもぎを束ねて菖蒲湯を仕立てますが、ここ神奈川では、菖蒲湯と言えばやっぱり今日なんでしょうかね。お花屋さんでもスーパーでもたくさん売っていましたね。 その菖蒲、青葉が美しかったのでお茶に添えてみましたよ。 茶器まわりも、少しだけ夏風に。ふら~り立ち寄った、3コインショップ(300円ショップ)で見つけたガラス器。本来は、なんに使うものなのかなぁ?見つめていたら、茶托に良さそうで、本当に茶托にしてしまいました・・・切子のような鮮やかな青も好きだけど、この器のような深い水の底をのぞきこんだような澄んだ青は、何故か心の中のふるさとに帰るような思いがして好き。白い器と、白いクロス・・・無骨なあおガラス。中国茶を頂く揃いの仕立てではないけれど、きっとお茶は許してくれるでしょう。今日のお茶は、緑茶のような青茶。台湾の「文山包種(2月10日の日記)」。お茶のカテキンと菖蒲。健康リラクゼーション・・・かな。 予断、先入観・・・ やっぱり失敗の元になりますね。 撮っている時、ぜったいわさびだと思っていて・・・違ってましたね。わさびの葉っぱが見当たらない・・・花の写真を撮る時には葉っぱも入れとくといいよ~って言われてたのも守ってないし。ひどい失敗。 此花は何ものぞ?たぶん、クレソン、かなぁぁ・・・・・たぶん。