氷屋さん↑(2007年3月30日、サバナケット、ラオス)
砂糖キビの収穫↑(2007年3月16日、ビエンチャン、ラオス)
家族の中で、成人男性は、危険を伴う仕事や役所的仕事をすることが多いような気がします。家を建てたり、農地を開墾したりすることは男性の仕事です。村の会議などへの出席も男性がしています。しかしながら、日々の状況を傍から見ていると、ラオスの男性はあまり働いていないように見えます。目につくのは、一所懸命働いている女性の横で、男性がビールを飲み、友人とだべったりオセロや将棋のようなゲームをしている姿です。
目につく仕事は、女性がほとんど行っています。田植え等の農作業、水汲み、家畜の世話、家事一般は、女性が行っています。食堂を経営していれば、女性が切り盛りしています。良く目にするのは、機織り機で一心に機を紡ぐ姿です。時間があれば何らかの仕事をしています。
年配者は、それなりに自分の役割を与えられています。小さな子どもの世話をしたり、会議に出席することも多くあります。聞いた話では、金属が現金収入になるので、不発弾があるような危険な地域で爆弾の殻等の金属を拾う役割は年配者や子供が担っているそうです。ラオスには、ベトナム戦争の時に落とされたクラスター爆弾が不発弾のままたくさん埋まっています。(続く)
【Bon appétit !】
During the Second Indochina war (1964-1975), more than 2 million tons of bombs were dropped on Lao PDR, making it one of the most heavily bombed countries in the world. Today cluster sub-munitions(クラスター爆弾の子爆弾)and other Unexploded Ordnance(不発弾), UXO, continue to kill and injure dozens of people a year. Large areas of Laos are contaminated with UXO. The presence of UXO negatively affects the socio-economic development of the country, preventing access to agricultural land and increasing the costs, through land clearance, of all development projects.
(https://www.la.undp.org/content/lao_pdr/en/home/crisis-response.html)