カオチーパテ↑(2007年4月4日、ラオス)
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大きな屋形船↑(2007年4月4日、ヴィエンチャン、ラオス) 口コミの文化は私にとって、とても新鮮でした。口コミの文化の社会は、口コミが大切にされ、活字が信用されない社会です。
もちろん、ラオスには法律があり、成文法であり、活字となっています。興味深いことは、活字のルールがあったとしても、実生活とリンクしていないと言うことです。法律は法律、現実は現実という考えが普及しています。
身近なものでは、交通法規。交通法規は、ちゃんと存在していますが、それはそれで、現実の世界のルールとは別だと考えています。例えば、一方通行の道を逆走した方が目的地に早く着くという話になれば、それがルールになって、一方通行を逆走することとなります。考えてみれば、日本でも、車が来ないときは、赤信号でも道路を渡っていいと考える人を見かけますので、五十歩百歩かもしれません。
活字になった書き物に準拠しないということは、日常業務の中でもよく起こります。明日会議を行うという日、関係者が集まって、明日の会議の議事次第を議論します。皆いろいろ立派なことを言うので、なかなかまとまりません。それでも、議論を尽くして、やっと議事次第がまとまります。これで、明日の会議は順調に進行するだろうとホッとします。しかし、当日になると、会議の議事次第と現実の議事進行とがリンクしていないことに気がつくことになります。あれだけ議論を尽くしてまとまった議事次第であるのに、当日になると実際の議事の運営が議事次第とまったく異なってしまうのです。あるいは、座席表を作ってあっても当日の席次は全く自由になっているのです。議事次第や座席表を作るための作業は、作った時点ですべて完結してしまいます。前日の作業と当日の議事次第や席次はリンクしていないのです。この時以来、私は、会議の前日に、会議の進行はこの議事次第に則って行うことと、参加者の座る場所は、この席次表に書かれている通りに座る旨必ず口頭で伝えるようにしました。余談ですが、席次表通りに座ることがいかに難しいことか、常に思い知らされることになります。(続く)
【Bon appétit !】
The term "Laotian" does not necessarily refer to the Lao language, ethnic Lao people, language or customs. It is a political term that includes the non-ethnic Lao groups within Laos and identifies them as "Laotian" because of their political citizenship. Laos has the youngest population of any country in Asia with a median age of 21.6 years.
Laos's population was estimated at 7.45 million in 2020, dispersed unevenly across the country. Most people live in valleys of the Mekong River and its tributaries(支流). Vientiane prefecture, the capital and largest city, had about 683,000 residents in 2020.
(https://en.wikipedia.org/wiki/Laos)