2007年から2010年の3年間私は、ラオスにいました。柱が数本立っているだけの建築物をよく見かけました。見た感じでは、建築途中で放棄された家のようです。あちこちにあるので、不思議に思っていました。
ラオス人に聞くと、放棄されているわけではないとのこと。とは言っても、工事中の資材などは周りに置いていませんので、建築中とは思えない状況です。どうも、家を建てる時には、お金をためてから建てるのではなく、ある程度のお金がたまると、柱を立て、更にお金がたまると屋根を付けるなど、少しずつ建てていくのだそうです。お金は、たまると使ってしまうので、こうして、少しずつでも物に換えておいた方がいいという考えのようです。同僚のラオス人の家を訪問した時には、ドアや窓枠がまだ取り付けられていませんでしたし、内装は手付かずでしたが、もう住んでいました。お金が価値のないものになってしまうかもしれないということも理由の一つのようです。確かに、私の知人も、小金がたまると、ネックレスなどの金製品に替えていました。(続く)【Bon appétit !】
Over the 12 months to September 2022, the national currency, the kip, fell by 62% against the U.S. dollar, while inflation reached 30% year-on-year. The Lao government is looking to adapt to the changing economic situation, but has limited fiscal space for manoeuvre. In 2021 a new prime minister and several new ministers were appointed. The prime minister announced seven priorities, vowing to tackle public debt and revenue leakages, boost exports, counter corruption, and create more job opportunities.
(https://www.worldbank.org/en/country/lao/overview)