カテゴリ:└瀬戸内カヤック横断隊
前回のつづき
第九次瀬戸内カヤック横断隊のレポートです! ぼちぼち読んで頂けたら嬉しいです。 (四日目)北木島⇒梶子島⇒田島⇒横島 3月14日 天気 晴れ 北/南西の風 リーダー本橋 朝3時50分に起床。 今日も距離を漕げたらいいなと思いながら テントの前室で朝食を作る。 焼きモチ×3を焼いて食べ、コーンスープとコーヒーを飲んだ。 まだ暗い中、ヘッドランプを照らしながらテントなど生活道具を撤収し、 カヤックへパッキングをした。 「楠の浜」へ感謝した。ありがとー! 出艇前に「今日は、本橋くんがリーダー!」 こんな感じで、いきなりリーダーは決まる。 いつ、誰が、リーダーになるか分からない。 もちろん海図やコンパス、天気予報、潮位表など 必要装備を準備していないと出来ません。 瀬戸内カヤック横断隊はツアーではなく、勉強会なので リーダーができるチャンスは貴重だと思う。 なので、参加前から今回の目標地の祝島まで 船団で漕ぐ為には、また、生活するには、 どうするかを考えて動くことが重要になる。 まっ、楽しく元気よくですが! 6時45分に出艇。 まずは北木島を北周りでぬけて 梶子島の南側に着き、海況と風を感じながら目指す先を考える。 走島の北側を目印に漕ぎ進んでいると、北風が吹いてきた。 そのまま走島へ漕ぐと、先へ進むのに危険な状態になる。 進路をしっかり北西に切り替え、田島を目指した。 風の影響が、身体全体で分かりやすい状態であった。 福山港へ向かおうとしている大型船をかわし、 田島の南東の浜へ上陸して、お昼ご飯の休憩をとった。 お湯を沸かし、温かいラーメンとソーセージを食べ、 軽く休憩を済まして再びカヤックに乗り込み出艇した。 南西からの風に変わった為、なかなか漕ぎ進まない。 横島の南東にある地蔵鼻へ着く頃、南西からの風がキツくて 進むのが困難と判断し、少しでも風裏を狙って距離を進めたいので 船団は方向転換し、サーフィン状態で横島の北へ向かう。 風裏へ入り、安心した。 しかし、南西の向かい風は落ちず、北から西側へ回り込むと、 まだまだビユービユーだった。 横島の西側の浜へ15時30分に上陸して、野営となった。 今日、できれば弓削島まで行きたかったが、厳しい海況となり、 改めて自然の力を感じることができた。 本橋さんのリードで全員が無事に漕げた。 ありがとうございました。 上陸後は焚き火で身体を温め、太陽が出てたので濡れたものを乾かした。 明日に備えて夜ご飯もしっかり食べる。 モチを2個焼き、チーズとハンバーグを温め、 タマネギとベーコンを焼いて食べた。 さらに、三陸の小林隊員からの差し入れで送って頂いた 「山田の牡蠣くん」を温めて食べた。 めちゃめちゃ美味しかった!!! また、百島をベースにカヤックを漕いでる方も差し入れに来てくれた。 ありがとうございました。 いい感じに夕日を見ながらビールで酔い、 身体も海生活に馴染んできて、体調はとても良かった。 明日は激流のしまなみ海道を漕ぐので、潮の時間と 漕ぐペースを考えながら早めに 寝た。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月16日 15時52分26秒
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