テーマ:児童文学好きですか?(57)
カテゴリ:ふるさと自慢
今年の、古河歴史博物館・古河文学館友の会からのギフトは、絵本でした。『ふしぎな夜の虫送り』、田んぼや畑の虫を殺さずに追い出す風習「虫送り」をテーマにしたノスタルジーあふれる作品です。そんじょそこらの本屋さんで売っているものではありません。買えるのは、古河文学館のミュージアムショップだけです。
なぜならば、この本は企画展「古河の児童文学 一色悦子と金田卓也展」(12月25日まで)用に、古河市在住の児童文学者のお二人がコラボした作品なのです。童話作家で日本児童文学協会理事を務めておられる一色悦子さんが文章を担当し、大妻女子大学家政学部児童学科教授で、国際的にも活躍していらっしゃる金田卓也さんが絵のほうを描かれています。 実は、お二人は古河出身ではないのですが、明治の世、日本の児童文学発展の礎となった絵雑誌『コドモノクニ』を創った鷹見久太郎の生地である古河に、引き寄せられてきたのかもしれません。絵本の読み聞かせも市内のあちこちで行われたりしています。東日本大震災、タイの大洪水の影響による日系企業の打撃、ヨーロッパ信用不安などの危機を乗り越え、明日への光になるのは子供たち。大切に育てて行きましょう。 児童文学といえば、『ハリー・ポッター』シリーズ。一色さんも『子どもの本棚』という書評誌に複数寄稿されているそうです。私は原作のほうで全巻読み通しましたが、最高のファンタジーですよ。なにせ、字ばかりで何百ページもある本に子供が釘付けなのですから。この経験を生かし、『ハリポタで英語!』というブログを始めました。受験英語ではなく、実用的な英語を楽しく身につけるお手伝いができればうれしいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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