テーマ:映画館で観た映画(8537)
カテゴリ:映画
キル・ビルで有名なクエンティン・タランティーノ監督の作品です。どんな作品かというと・・・
バニシング・ポイントのようなカーアクションこそ「アメリカ映画の神髄」と思っているタランティーノが「ある日、夢に見たそのまんま」を映画にしたというカンジ。 音楽、衣装、カメラアングルなどは「かなり昔風」です。わざとフィルムにキズが入れてあったり、白黒から突然カラーに変わったりするので、オヤジが隠していた大昔のビデオを屋根裏から引っ張り出してきたような感覚になりました。 全体的に危険な香りが漂い、一触即発のアブナイ雰囲気。しかし、観客は長ぁーい「前置き」にイライラさせられます。そこがまた「味付け」なんですが・・・「じらす」というテクニックは映画にも必要なんですね。面白いシーンを矢継ぎ早につなぎ合わせると、金ばかりかかって制作費のわりに印象の薄い映画になったりします。 でも、この映画は逆です。制作費はそんなにかかってないけれども、俳優ひとりひとりをタップリ見せておいて最後に“ズバッ"とやってくれるから、どこか一カ所ぐらい脳裏に焼き付くでしょう。 「ひまつぶし」と言うか、「屋根裏のガラクタ」のような映画なので、評価は「おひまなら」の C が適当だと思いますが・・・昔のアメリカ映画を観まくった人なら、懐かしさのあまり A を付けるかもしれません。ということで C+ にしておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.18 08:48:40
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