開運千社札

名古屋の妹が親父とおふくろの見舞いに来た。妹は中学校の教諭で、「名古屋のアキバ」と言われる大須（OSU）に近い学校に勤めている。

「今の学校も変な親が多いんだ」

「名古屋に行ってからいつもだな」

「いま受け持ちのクラスなんてさー、中国人の子供が二人に、ネパール人の子供がひとり」

「万博か？」

「おまけに35人中、母子家庭が8人」

「戦後か？」

「でもね、実はお父さんいるんだよ。契約離婚してる親が何組かいるみたい。だから、父兄参観日にお父さんが来たりするんだ。母子家庭なのに・・・」

「なんでそんなこと？」

「母子家庭だと給食費がタダになったり、修学旅行にタダで行けたりさ・・・いろいろ市から補助があるわけ」

「詐欺か？」

「とんでもないでしょ？ でも、名古屋市は給食費徴収率日本一なんだって」

「まじか？」

「もう、この国はおしまいだよ。恥も外聞もない人間が増えてる」

「でも、名古屋人って見栄っぱりなんだろ？」

「そうなんだけどね。未だに結婚式の引き出物は大きくて重くないといけないらしい」

「瀬戸物とか？」

「そうそう、もらってもうれしくない、かさばって重い物」

「名古屋だけだろ、変な親が多いのは」

「どうかなぁ？ 東京の足立区だっけ・・・子供の給食費を払ってない親が半分ぐらいいるとか」


「続・三丁目の夕日って映画を見せた方がいいな。給食費の話が出てくるんだ」

「払えるのに払わないヤツはクズだよ。近ごろ恥も外聞もないバカが多すぎる！」

「これもゆとり教育のせいかな？」

「まったくもぉー。円周率３とか、日本史が選択科目とか、ふざけてるでしょ！」

というわけで、日本人のレベルダウンは目に見えてひどくなっている。このブログを読んで・・・

「そうか、その手があったか！」

φ(ﾟ＿ ﾟ)フムフム

・・・なんてバカ親がいるかもしれない。

昔だったら「ゆとり教育」の提唱者は打ち首だぜ。