テーマ:映画館で観た映画(8537)
カテゴリ:映画
これは少女コミックが原作のラブストーリーです。
「過去が未来になったよ」 砂時計をひっくり返しながら主人公の水瀬杏が言うセリフ。このセリフがいろんな事を物語ります。 過去が未来になるということは・・・「歴史は繰り返す」あるいは「蛙の子は蛙」・・・そのような言葉に置き換えることもできそうです。 砂時計をひっくり返すということは・・・終わりが始まりで・・・過去がまた繰り返されるわけだけれども、そんなに大きく今まで来た道を外れない。でも、なにかが少しだけ変化していく。そういうことなのかもしれません。 ロマンティックに時を刻む砂時計。その「緩やかな時の流れ」(約10年間)を2時間に凝縮するのは、とても難しい作業だったと思います。もう少し時間をかけた方が感動的なドラマになったでしょう。 仁摩サンドミュージアム(島根県大田市仁摩町) 映画にも出てくる1年を計れる巨大砂時計が島根県にあります。そして、この映画の舞台も島根県です。 杏(あん)と大吾が歩く砂浜は仁摩町の琴ヶ浜。ここは石英を多く含む「鳴り砂」で有名ということで、なかなか美しい砂浜でした。 この映画はキャスティングがすべてと言っても過言じゃありません。杏(あん)の中高生時代を演じた夏帆(かほ)と、大人になった杏を演じた松下奈緒が似ているので違和感がありませんでした。 評価は夏帆がすごーく可愛かったので B+ にします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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