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レフティドラゴンのバリュー投資日記

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2006年02月07日
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カテゴリ:ランキング


引き続き張り切ってランキングを発表したいと思います。

第14位 全日本プロレス 世界タッグ選手権試合 
テリー・ゴディ、スティーブ・ウィリアムス組 VS スタン・ハンセン、ダニー・スパイビー組(1991年)


今回のランキングの中でも知名度は最も低いと思われますが、マイベストなので気にせずいきます。
私は中学生時代全日本プロレスが大好きで、3ヶ月に一度の日本武道館大会に頻繁に通うほどでした。この試合は生観戦した数々の名勝負の中でも最高の一戦です。

王者のゴディ・ウィリアムス組はチームワークが抜群で安定感もあり、タッグマッチならほとんど敵なしの状態でした。私は派手さがなく、技の受けも観客受けする試合の組み立てもうまくない二人が大嫌いだったので、しばしば悔しい思いをさせられていました。私の一番のお気に入りはハンセンでした。当時のハンセンのラリアットほど説得力のある決め技を私は知りません。パートナーのスパイビーも好きな選手でしたが、この4人の中では明らかに一枚格下で、なぜかすぐにスタミナが切れます。前回の対戦でもスパイビーがやられていました。

案の定この試合でも中盤からスパイビーがつかまり、集中放火を浴びます。しかし、ハンセンが何度も何度も救出に入りピンチを救います。本来ハンセンは極めて気が短く、不甲斐ないパートナーに切れて仲間割れすることも珍しくありませんでした。そのハンセンが目の前で辛抱強く救出に入り続けています。私はこの試合にかけるハンセンの熱い想いに感動し、既に泣きそうでした。結局スパイビーは10分以上もつかまり続け、私は何度もあきらめましたがどうにか耐え凌ぎ、ハンセンにつなぎます。そしてハンセンは黄金の左腕を振り抜き、逆転勝利をつかみました。

私は声も枯れ、燃え尽き気味でしたが、この日の武道館はまだ終わりません。メインにはジャンボ鶴田対三沢光晴の三冠戦が組まれていました。あまりにも贅沢すぎる興行です。帰宅の途につく時には抜け殻のような状態でした。この時の5000円くらいバリューなものがあれば喜んでお金を使うのですが。


第13位 アルベールビルオリンピック ノルディック複合団体(1992年)

90年代中盤を席巻したキングオブスキー荻原健司とその仲間達の栄光の序章となった大会です。
99%の日本人と同様、私もこの大会までノルディック複合という種目があること自体を知らず、前半のジャンプを見てはいませんでした(そもそもTV放送はなかった記憶が)。しかし翌朝の新聞を見ると、なんか日本がトップに立っている種目があります。しかも断トツで。というわけで日本のメダル獲得を見たいという素人根性丸出しでクロスカントリーの放送にかじりつくことになりました。

にわか勉強により、どうやら日本はクロカンが弱いらしく、2位との2分半程度の差は安全圏ではないらしいこと、5位のフランスには個人戦の金・銀メダリストがおり、クロカンが大得意であることも理解し、昨日まで存在自体も知らなかったくせにドキドキしながらレースを見守りました。

噂のフランス選手達はカマキリのような力強いフォームで、明らかに早そうです。私はこれはすぐに追いつかれると思い、心の準備をしていました。しかし、フランスはなぜか伸び悩み、上位に上がってきません。2位のチームとの差もそれほど縮まらず、にわかに金メダルへの期待が高まってきます。
ところが、アンカーにバトンが渡った時、6位スタートのノルウェーが2分差の2位に浮上していました。ノルウェーとは6分以上の差があったので、2人で4分以上縮められたわけです。ということは単純計算すると抜かれてしまいます。期待が膨らんでいただけに私は大きな衝撃を受け、再度心の準備に入りました。しかし、アンカー荻原が頑張り、差はそれほど縮まらないまま、終盤を迎えます。それでも私は不安が消えず、急にノルウェーの姿が見えてくるのではないかと心配し、下り坂になると荻原が転ぶのではないかと心配しと、心が落ち着く間もありませんでした。
そんな私の心配をよそに荻原は快走し、ラストは日の丸を振りかざしてゴールします。ようやく私が安心したのは旗を手にしたあたりでした(笑)

とにかくこのクロカンは最も心配しながら観戦した試合として記憶に残っています。やはり競技の事も、各選手の力も何も知らないからこその不安だったのでしょう。心の平静を保つには対象のことをよく知る必要がある、投資にも使えそうな教訓です。


第12位 サッカーアジアカップ準決勝 日本VSバーレーン(2004年)

珍しく比較的新しいところからのランクインです。
私は戦術も戦略も感じられないジーコのサッカーが好きではありません。株に熱中していたこともあり、最近は昔のようなサッカー熱を失っています。このアジアカップも当初はあまり興味はなく、見たり見なかったりといった感じでした。

しかし、この大会には一つ異質な点がありました。地元の中国人たちの異様なほどの日本への悪感情です。国歌に対してブーイング、プレーに対してブーイング、相手のよいプレーにはどの国であっても大歓声と、やりたい放題です。おまけにその雰囲気に審判も影響されたのか、はたまた買収か、ジャッジも日本に不利なものばかりです。
あまりのひどさに私はだんだん腹が立ってきました。同時に日本のゴールや勝利の時に沈黙する中国人の様子が痛快になり、気づくと近年になく熱を入れて日本を応援していました。

準々決勝を川口の奇跡的なPKストップで勝ち上がった日本は準決勝でバーレーンと対戦します。序盤に1点先制されたものの、中国人のブーイングにも動じず、日本はペースをつかみ始めます。しかし、前半終了間際、MF遠藤が暴力行為で退場になってしまいます。絶句ものの誤審でした。当然中国人たちは大歓声。
中国人たちの敵意、40度近い気温のなか1日おきに試合という厳しい日程、1点ビハインド、毎試合続く不可解な判定による数的不利と、いつ集中が切れてもおかしくない状況です。おまけに毎試合同じ選手ばかり使い続け、ろくに選手交代もしないジーコ(笑)
しかし、日本は崩れず、後半中田浩と玉田のゴールで逆転します。想像もしていなかった日本選手のメンタルの強さに驚かされました。その後数的不利の中耐え凌ぎますがやはり厳しく、終了5分前にとうとう逆転されてしまいます。それでも私は選手達を称える気持ちで一杯でした。心底よくやったと思っていました。

が、私は日本を過小評価していました。選手達は決してあきらめず、終了間際中沢が最高のヘディングを決めてくれました。叫びました。久々に叫びました。ついでにNHKのアナウンサーの実況もよかったです。民放のようなわざとらしさのない素直な感情の発露が感じ取れました。

結局延長戦を制した日本は決勝で中国に完勝し優勝を飾ります。後半途中で一斉に帰りだす中国人の姿を見たとき、私は最高のエンターテインメントを提供してくれた中国人に感謝していました。見事な物語でした。

なお、私は中国株は買います。安いと思うからです。






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最終更新日  2006年02月07日 21時24分29秒
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