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カテゴリ:本日のおすすめ(西濃地域-大垣・養老等)
2月。春の訪れを探しに、「池田の森」へ行ってきました。 昨年11月にご紹介した各務原アルプスも、自然を身近に感じられる素敵なところなのですが、この季節、雪を踏みしめながらの池田山登山も、また格別なものがあります。
池田の森は、池田町と旧春日村の境に位置する「池田山」の山頂手前、揖斐関ヶ原養老国定公園内の標高750メートル付近に整備された、自然に親しめる公園です。 日本さくら名所100選の一つ、霞間ヶ渓(かまがたに)から登ることができます。
よく整備された緩やかな登山道を1時間半ほど登れば、そこはもう雪の世界です。
こんな真っ白な世界にも、春は少しずつ近づいてきているようです。 つららの氷も解け始めていました。
鹿や野うさぎ、イタチやテンなど、野生動物たちも元気なようです。
2時間ほど歩き、東屋を抜けると、冬季閉鎖中の林道に出て視界が開けます。
木々の間からは、花房山と、その向こうに能郷白山(のうごうはくさん)が見えています。 「能郷白山」は標高1,617メートルで、奥美濃の最高峰。豪雪地帯にあり、その名の通り濃尾平野から一番白く輝いて見え、また、深田久弥氏の『日本百名山』に惜しくも選ばれなかった山としても知られています。
しばらく歩くと、池田の森に到着。 100メートルほど先にあるパラグライダーの離陸場まで移動してみます。
ここの魅力はなんといっても・・・この開放感! 雪原の向こう、眼下には、地平線まで広大な濃尾平野が広がります。
小鳥たちも楽しそう。 ヤマガラのように好奇心旺盛で人なつっこい子たちは、こちらを見つけて慌てて飛び立った後、様子を見に戻ってきて、どんな人かを確認するんです。その時がシャッターチャンス!
もうすぐ春。 突き抜けるような青い空が、天に向かってどこまでも続いていました。
皆さんも、岐阜県の山、いかがですか。
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Last updated
February 23, 2012 08:55:57 AM
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