143765 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マダム豆大福の読書の小部屋

マダム豆大福の読書の小部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Category

2009年11月17日
XML
テーマ:お勧めの本(7263)
カテゴリ:小説
キャンセルされた街の案内



作者:
雑誌に掲載されていた短編を収録したもの。掲載されている雑誌のバラエティーがすごい。

「an・an」「小説現代」「文芸」「新潮」「文學界」など。ゆえにそれぞれの作品も、エンターテイメントの要素の強いものもあり、純文学らしいものもあり。

それだけ、吉田氏は器用な小説家なんだなあと思う。

吉田氏の短編は、わりと読後感さわやか!で安心して読めるものが多いと思っていたけれど、この本の中の作品には「え?これで終わり?」というものもいくつかあった。

やはり、『悪人』で大仏次郎賞を獲って、深淵なる世界に入ろうとしているのかしら?

児童虐待、隣人の忍び込み、万引きなど、犯罪を扱ったやや重い作品もあったし。

しかし、私個人としては、高校の同級生と大阪で久々にあって飲むという話『大阪ほのか』がよかったと思う。主人公は男性だけれど、みな38歳で私と同じ。中年になりつつある人間の逡巡というか、あきらめというか、そういうのがほのぼのと描かれていてよかった。

そういえば『悪人』が妻夫木聡×深津絵里で映画になるみたいですね。ベビーフェイスの妻夫木くんがどう主人公を演じるのか、楽しみ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年11月17日 09時12分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[小説] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。



© Rakuten Group, Inc.