テーマ:政治について(19789)
カテゴリ:政治
米軍のオスプレイが全世界で飛行を停止しました。
過去にも在日米軍は事故を起こしており、 そのたびに日本政府は原因究明・再発防止を訴えましたが、 米軍がまともに取り合うことはありませんでした。 実際、 日本側の批判は口先だけのものであり、 それを無視したところで、 地位協定が改定されるわけでもなければ、 予算が削減されるわけでもなく、 米軍としては痛くも痒くもなかったからです。 それどころか、 日本のネトウヨなどは、 ・機体そのものには欠陥がない。 ・航空機が一定の確率で事故を起こすのは普通のこと。 ・たとえ事故を起こしても、米軍に感謝しこそすれ、批判などすべきでない。 …とのバカな主張を展開して、 むしろ米軍の立場を擁護しつづけてきました。 なので、在日米軍基地は、 米軍がオスプレイの訓練をするに最適な環境でした。 ▼ネトウヨの主張はこちら。 https://news.yahoo.co.jp/articles/南日本新聞 https://news.yahoo.co.jp/articles/RBC琉球放送 ◇ 今回、 米軍が全世界での飛行停止に踏み切ったのは、 乗員が8人も死んだからであって、 日本政府の要求に応じたからでも、 日本国民の安全に配慮したからでもありません。 多くの乗員が死亡し、 米軍内部からも、兵士の家族や軍属からも、 機体の安全性に対する疑念が広がり、 米国内の世論からも批判が湧き上がったからです。 米軍がこれを無視することはできません。 人事や予算にも影響しかねず、 政権への打撃にもなりかねないからです。 ◇ 今回の決定は、 技術的な理由よりも、政治的な理由によるものです。 米軍が耳を傾けるのは、 米国内の世論や軍内部の批判に対してのみであり、 よほどの利害が絡まないかぎり、 同盟国側の批判には耳を貸すことがありません。 まして、 属国である日本政府の批判など気にも留めません。 これは、平時においても有事においても同じです。 ◇ 日本は「米国の51番目の州」と揶揄されることがあります。 しかし、 米軍基地周辺に住んでいる日本人は、 米国民のような権利をもっているわけではなく、 もちろん選挙権もないので、 米軍にも米政権にも影響を及ぼすことが出来ません。 そのうえ、 日本政府もネトウヨと同様の「犬」なので、 日本はハワイ州よりも立場の弱い属国でしかありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.08 19:03:42
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