カテゴリ:音楽・映画・アート
NHKの「日曜美術館」は宇野亜喜良の特集でした。
寺山修司の俳句を題材にして、 即興のイラストを描くところから番組が始まってた。 それ以外の内容は、 おおむね↓以下のサイトなどにも紹介してあります。 https://webtaiyo.com/pickup/18200/ ◇ わたしがいちばん知りたかったのは、 新書館の「フォアレディース」シリーズのこと。 文学、アート、漫画などのジャンルを横断しつつ、 少女向けのハイカルチャーを発信していて、 寺山修司と宇野亜喜良はそこにかかわってました。 宇野の特有の画風は、 越路吹雪のポスターのデザインや、 そのシリーズでの仕事をとおして確立されたといえる。 ◇ このシリーズについて比較的くわしく紹介してるのは、 ↓以下のサイトです。 https://cookbooks.jp/ef-3/ef-3.html https://cookbooks.jp/ef-3/ef3-1.html#set https://cookbooks.jp/ef-11/ef-11.html わたし自身も、 ↓由貴ちゃん絡みですこし話題にしたことがある。 http://manzara77.blog.fc2.com/blog-entry-319.html 宇野亜喜良は、 そのシリーズの背景を知るキーパーソンなのだけど、 今回の番組でも、 それについての掘り下げはほとんどありませんでした。 なので、わたしとしてはちょっと食い足りない…(笑) ◇ そもそも新書館の「フォアレディース」とは、 誰がどんなコンセプトで立ち上げたシリーズだったのか? なぜ寺山修司はそこに深くかかわったのか? 寺山修司は、 詩人・劇作家としての面で注目されることが多いけど、 じつは萩尾望都や竹宮惠子ら24年組を中心とする、 文学性の高い少女漫画の潮流にも深く関わってました。 にもかかわらず、 そのへんの事情に注目が向けられる機会は少なすぎます。
https://www.operacity.jp/ag/exh273/pdf/list.pdf お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.07 00:20:15
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