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カテゴリ:日本の生活
義妹が来日してから2週間が経ちました。
ここまでの感想を妻が尋ねたところ、 ”また日本で働くことは無いかな”、 とのことでした。 同僚ではもう3回目の人もいるとのこと。 しかし義妹はもう嫌気がさしているようです。 この差は何かなのですが、義妹は日本語が出来ます。 何しろ今回のグループ中では、通訳の役目を与えていられるくらいですので。 つまり、周りの日本人の言葉が理解出来るということです。 言いたくはありませんが、義妹が働いたいるような場所だと、発展途上国から来た人達への偏見がかなりあるのは確かです。 かなりひどい言葉を義妹は仕事中に聞いているとのこと。 ベトナム人たちは貧しい国から出稼ぎに来て云云かんぬん、というようなニュアンス。 つまり馬鹿にしているわけです。 もちろん、それらは一部の人達だけのようですが、そのような人の声が大きいのがこの世の常。 義妹は毎日ひどい言葉を聞いているわけですから、もう日本はこりごりというような気持になってしまったのでしょう。 そう考えると、妻は直接差別的な言葉を言われるようなことは無く、今の環境はラッキーだったのかなと思います。 もちろん、妻が周りに溶け込もうとする努力が凄いということは言うまでもありません。 仕事帰りに同僚の日本人(妻より20歳くらい年上の女性たち)と一緒に買い物に出かけるという関係を築くというのは、私にはとても出来ないことです。 義妹自身がそのような妻を参考にして、日本人と工場内の仕事について会話を出来る機会ががあれば、と思います。 通訳がメインだと便利屋です。 そして聞きたくないことを聞く毎日が続いてしまうことでしょう。 今月中旬、妻は私の両親との旅行で、妻は義妹と会う機会が出来ます。 色々と妻からアドバイスして貰うつもりです。 日本の生活について今更ながら妻と会話をしています。 妻は川崎市という、東京都心に近いとは言いませんが、相当に都会的な生活環境。 義妹が住んでいるのは、私の実家よりも田舎です。 日本を嫌いになって欲しくないですので、適切なアドバイスを出来るよう、妻と考えたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.04 18:10:04
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