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カテゴリ:投資
こんばんわ。暇っちょです。昨晩のNYダウから本日の日経平均は、ドイツ銀行の破たんの話にひっぱられるように、落ちて行きました。
以前も何度か、ドイツ銀行の破たんの影があるような報道が流れて、その度に株価は大きく下落しました。昨日の話は、モーゲージ担保証券の不正販売問題について、アメリカの司法省から巨額の制裁金の支払いを求められた事から、不安観測がでたようです。支払金額も140億ドルという巨額な金額のために、余計に不安が増したと思われます。さらに、ドイツの議員の方が「政府は経営難の銀行への支援は行わない」といったような発言が有った為、巨額の賠償金があるが、国は銀行を見捨てる、破綻したかない。といった流れで不安が高まったようです。 実際、ドイツ銀行がつぶれるのか?っていうのは、私にはわかりませんが、いくらか調べてみると、140億ドルのうち、すでに半額くらいは引当金として抑えているという話がありました。そして、議員が援助しないと言ったのは、私は見捨てるからじゃなくて、ドイツ銀行だけで十分立て直せるレベルだから、このEU離脱問題、ギリシャの経済問題を控えてる今、自国に救援は難しいと感じたのではないか?と思います。銀行が破綻するレベルであったなら、何が何でも国が支援するんではないだろうか?と思います。 なので、今回のことでドイツ銀行が今期赤字を出したり、昨年より純益が出てない可能性は高いかもしれませんが、経営難云々の話はないんではないか?って思ってます。 私たちは投資をするとき、市場にある本当か嘘か分からない情報を抑えて、投資します。私が知ってる情報は既に誰かがどこかで発表した内容であるわけです。 また、周りから流れてる情報は確信的な発表をしても、結果その反対をいく事が何度もありました。 いわゆる情報に翻弄されてる状態だと思います。ドイツ銀行に限らず、最近では、OPECの石油生産の減少についての合意、イギリスの離脱投票と、世間の情報の裏をかく形となりました。 どちらにしても言える事は、その情報があったとしても、それを信じるか、信じないかの選択権は投資家それぞれにあります。 投資家は情報をどう処理して、どう対処するのか?それが利益や損失に直結します。 どこからともなく、ひょっこり出てくる情報に振り回されずに、一つ一つ吟味して、鵜呑みしないようにしましょう。分からなければ、待機して、やり過ごすのも一つの作戦です。 と、今回の事は自分自身に言い聞かせました。 ちなみに、私も昨年は円安130円、EU離脱投票等の様々な確信っぽい情報を信じて、失敗しました。 少しずつ経験を通して学んでいけたらと思います。 サラリーマン投資家 ブログランキングへ にほんブログ村 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.30 18:58:12
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