オーストリア、インスブルック、ベネチア編5・・イタリアの夜行列車に一人きり
オーストリア、インスブルック、ベネチア編5・・イタリアの夜行列車に一人きりでも、良く考えれば、そりゃそうか・・、幾ら欧州は、国境がなくなりつつあったとしても、当時はパスポートもあるし、一応国境を渡るときは、パスポートを見せるだけは見せるしね。夜なのに、国境を渡って買い物というのも変だし、まあ旅行客以外は、みんな降りるのが普通か・・・。そして、国境では、列車の車掌らしき人がやってきて、向い合わせのボックス席をガタガタ動かしはじめました・・。何をするんだ?改めて見ると、向い合わせのボックス席のシートの上に、ベッドの床面を載せて、いつの間にやら、簡易ベッドの出来上がり!おいおい、でもこんな簡単で良いの・・?確かに簡易ベッドの夜行列車のようなことは聞いていたけど、本当に簡単ですね・・。でも、眠くなってきた私は、そこに横たわって、のんびりと夜行列車の旅です。でも、少し怖いことがあります。それは、他の夜行列車・・・、例えば、タイの夜行の寝台列車でも、一応外から見えないように、カーテンがついていたので、それほど怖くは無かったけど、この車両、間仕切りが全く無いんです!外から、通路から丸見えじゃん!私の恐怖は高まります!