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ねぼすけの読書感想日記

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ねぼすけ2004

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2011.05.08
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カテゴリ:書評

著 者=マイケル・ダルワース(Michael Dulworth)
訳 者=枝廣淳子
書 名=NQ ネットワーク指数 なぜ、あの人のまわりには「素敵な人」が集まるのか
原 題=The Connect Effect: Building Strong Personal, Professional and Virtual Networks
発行所=東洋経済新報社
発行年=2009.6
評 価=★★★☆☆



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本書の内容は、ネットワーク指数(NQ:NETWORKING QUOTIENT)は、知能指数(IQ)や心の知能指数(EQ)と同様いやそれ以上に磨かなければならず、その賢い磨き方を伝授する本である。ただどうしても気になる点は、ビジネス用語で昔から一般的に言う「人脈形成」とどう違うのか、また少し否定的なニュアンスのある「コネ」となにが違うのか、最後まで理解できなかったことである。加えて、大事なことも分かるしメリットがあることも分かる、が、イマイチ腑に落ちない所はいったいどこなのかが分からなかった。

本書では時期的に指摘していないが、チュニジアやエジプトさらにはリビア他北アフリカ中東地域における民主化の推進に大きな影響を及ぼしたFACEBOOKやTWITTERのネットワークは、これを使いこなすネットワーク指数が最重要であることの実例であろう。ただどうしても気になることは、日本でのネット世界はほとんどが匿名であることだ。有名人やそれなりに割り切っている人や閉じたNWは別にして、実名で意見を発信しよう・実名でネットワークを広げようとする無謀な人は少ない。ウェブとネットワーキングは別物とは言え、中川淳一郎「ウェブはバカと暇人のもの」での指摘を待つまでもなく、少々日本以外の国とはネット事情が違うし、NPOやフリーの人と違って守るべきもののある普通のサラリーマンはそれほど無謀じゃない。そのもどかしさが、本書に対するちょっとした違和感なんだろう。 

ただ、本書で言う「自分のネットワークをマッピングする」ことや、「マイ役員会を人選しておく」ことは、やってみようかとも思う。







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Last updated  2011.05.08 14:52:37
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