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カテゴリ:書評
著 者=加藤直美 書 名=コンビニと日本人 なぜこの国の「文化」となったのか 発行所=祥伝社 発行年=2012.12 評 価=★★★☆☆ コンビニは確かに日本発の、都市生活者へ利便性を提供するための一つの回答だと思う。途上国の人々が、固定電話の段階を経ず一足飛びに携帯電話社会になったことと同様に、個別の市場や一般雑貨店を飛ばしてコンビニ社会になることだって可能であろう。そういったイメージを抱いていたのだが、本書のタイトルの投げかけである、「なぜ日本の文化となったのか」についての簡潔な答えは、残念ながら示していない。よくある書籍タイトルのアイキャッチャーでしかない。ただ、細かい緻密なデータを示している章もあるので、それなりに評価できるかも。なお、細かい点は別にして、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートのそれぞれの根本的な戦略の差を示して欲しかった。その点、筆者の力量不足かも・・・ 【送料無料】コンビニと日本人 [ 加藤直美 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.10 10:56:25
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